初の鈴鹿450kmの結末はいかに。編集担当スタッフがGT500ウイナー&ポールポジションをガチ予想

2022年8月26日(金)18時35分 AUTOSPORT web

 真夏の長距離2連戦はいよいよ鈴鹿サーキットへ。2022年スーパーGT第5戦鈴鹿GT500クラスの予選ポールポジション(PP)とウイナーを、オートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想。鈴鹿初となる“夏の450kmレース”を制すのは一体どのマシンとなるでしょうか。週末は決勝日が晴れ予報ながらそこまで気温は上がらなそうでコンディションが読めない状況ですが、そんなときこそ長年の経験と勘が役に立つ(はず)。個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!


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●カワノ(GT現場経験3年目。たぶん若手と呼ばれる部類)のウイナー予想 ※第3戦&第4戦ウイナー的中


◎本命:#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT
〇対抗:#64 Modulo NSX-GT
△大穴:#23 MOTUL AUTECH Z


PP予想:#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT


 灼熱の鈴鹿、ではなく厚めの雲が漂うなか第5戦の搬入日を迎えました。今大会も持ち込みタイヤの想定温度とセッション中の気温、路面温度のマッチングが戦局を左右しそうです。そんななか、サクセスウエイトが軽いor未搭載のダンロップ勢の2台、16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(SW:1kg)、64号車Modulo NSX-GT(SW:0kg)は注目の存在です。


 軽さを武器に、予選では2021年の第3戦鈴鹿の再現(64号車がPP、16号車が2番手)があるのではと考えております。2021年第7戦もてぎ以来、GT500ではトヨタGRスープラが6戦連続(うち14号車ENEOS X PRIME GR Supraが2回、19号車WedsSport ADVAN GR Supraが4回)PPを獲得しているだけに、ホンダ勢、ニッサン勢にとってはなんとかこの記録を止めたいところ。トヨタの7連続PP獲得を阻止できるかが予選日の最大の注目となりそうです。


 第4戦はフル・コース・イエロー(FCY)が1度出ましたが、セーフティカー(SC)導入はありませんでした。ただ、第5戦鈴鹿は第3戦同様に荒れると予想しています。FCY、SCのタイミングも含め、450kmのサバイバル戦を制するチーム力がある車両が上位に来るでしょう。そして、今季苦戦が続くダンロップ勢が逆襲を果たせるかに注目です。


 大穴は、こちらも同じくウエイトが軽めの23号車MOTUL AUTECH Z(SW:30kg)と予想します。第3戦でチームメイトの3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zがそうだったように、過去2年ここ鈴鹿で圧倒的な速さと強さを見せたニッサン/ニスモのエースカーの復活があるのではと考えております。(現地観戦の方は暑さ対策もお忘れなく!)

2022スーパーGT第5戦鈴鹿 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT


●ゴトー(GT現場経験2年目。オートスポーツweb最年少組20代スタッフ)のウイナー予想


◎本命:#19 WedsSport ADVAN GR Supra
〇対抗:#23 MOTUL AUTECH Z
△大穴:#38 ZENT CERUMO GR Supra


PP予想:#19 WedsSport ADVAN GR Supra


 2022年スーパーGT第5戦の舞台は再び鈴鹿サーキット。ですが、5月の第3戦とはレース距離が異なり450kmで争われます。普段の鈴鹿戦よりもレース距離が長く、夏ということもあり気温も上昇すると思われますが、金曜日時点での決勝日の予報は気温32度と、なんと第3戦とまったく同じ気温になりそうです。


 そんな予報を踏まえての今回の“ガチ予想”は、本命に23号車MOTUL AUTECH Zを推したいと思いましたが、ここは4戦連続ポールポジションからの19号車WedsSport ADVAN GR Supraが悲願の優勝を勝ち獲ると予想し、23号車はその対抗馬に推したいと思います。


 大穴にはここまで不運続きの38号車ZENT CERUMO GR Supraを推します。立川祐路のTwitterによると、伊勢神宮に参拝を行いパートナーの石浦宏明のお守りもゲットしたようなので、この鈴鹿での復活に期待です。

2022スーパーGT第5戦鈴鹿 坂東正敬監督/阪口晴南/国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)


●みずの(GT取材デビューから、かれこれ14年目。若者に負けないようにガンバリマス)のウイナー予想


◎本命:#23 MOTUL AUTECH Z
〇対抗:#38 ZENT CERUMO GR Supra
△大穴:#24 リアライズコーポレーション ADVAN Z


PP予想:#38 ZENT CERUMO GR Supra


 今回、一番予想が難しいと思うのが予選PP。4戦連続PPを狙う19号車WedsSport ADVAN GRスープラに、鈴鹿が得意なダンロップ勢の16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT、64号車Modulo NSX-GT、そしてサクセスウエイト(SW)が軽くて好条件の38号車ZENT CERUMO GR Supra、鈴鹿と相性のよいニッサンZ GT500とミシュランタイヤでさらにSWが軽い23号車MOTUL AUTECH Z……他にも候補がありそうですが、予選は38号車ZENTの立川祐路が歴代記録を更新と予想。前回、そしてその前の第3戦鈴鹿の悔しさ(GT参戦200戦目のメモリアルレースで2度のエンジントラブル)を、同じ鈴鹿で晴らす! と見た。


 決勝はその38号車と23号車が大本命と予想。最後は、GT-R時代からこの鈴鹿を得意としているニッサン勢、第3戦でも3号車CRAFTSPORTS MOTUL Zが勝っているように23号車が優位か。23号車は第4戦を終えてランキング11位というまさかの下位から、この鈴鹿でV字回復させたいところ。

2022スーパーGT第5戦鈴鹿 ピット練習を行うZENT CERUMO GR Supra

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