JSB1000は秋吉耕佑、ST1000は高橋巧、J-GP3は尾野弘樹がトップ/全日本ロード オートポリス公開テスト3日目

2023年8月26日(土)18時49分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権第6戦公開テストは、8月26日(土)に3日目を迎え、JSB1000とST1000のタイヤメーカー枠が2本、J-GP3のタイヤメーカー枠が2本、間にJSB1000とST1000が走れる特別スポーツ走行が行われた。


 3日目は、朝から爽やかな青空が広がり、日差しも強かったため今回の公開テストでは、一番路面温度が上がった。午後は特に上がり、50度近くとなっていた。


 そんなコンディションの中、JSB1000クラスでトップタイムとなる1分50秒601をマークしたのは秋吉耕佑(MurayamaUnso.Honda Dream.K.W)だった。


「1分49秒台に入れようと思っていたのですが、初日よりタイムが伸びなかったので、うまくセットが進みませんでした。路面温度が上がったり、途中雨が降ったりありましたが、それにしてもタイムが出ませんでしたね。ただ、レースウイークでもう少しまとめられれば、足回りのフィーリングもよくなってきていますし、いいレースができそうです」と秋吉。


 さらにETS燃料(カーボンニュートラル・フューエル)については「今回から燃焼しやすくなっているようで、またセットし直さなければいけない部分があったので難しかったです。色も赤から青に変わりました」と言及した。

JSB1000:岩田悟(Team ATJ)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目


 2番手に岩田悟(Team ATJ)が1分50秒902、3番手に津田一磨(Team BabyFace)が1分51秒879、4番手に黒木玲徳(GOSHI Racing)が1分52秒273、5番手に田尻悠人(GOSHI Racing)が1分52秒445、6番手に新庄雅浩(Team TATARA aprilia)が1分53秒087、7番手に星野知也(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)が1分53秒136、8番手に中冨伸一(WaveinnR)が1分53秒477、9番手に関口太郎(SANMEI Team TARO PLUSONE)が1分53秒622で続いた。

ST1000:高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目


 ST1000クラスは高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)が1分51秒896でトップ。


「オートポリスを4年振りに走りましたし、鈴鹿8耐からの乗り換えもありました。その中で決して順調とは言えないですが、ユーズドタイヤでタイムが出るようになってきています。今回のベストもかなり走っているタイヤで出したものなのですが、新品タイヤを履いたときにタイムを出しにくい状態なので、そこを改善してレースウイークに挑みたいですね」と高橋。課題は明確になっているようだ。

ST1000:國峰啄磨(TOHO Racing)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目


 2番手に國峰啄磨(TOHO Racing)が1分52秒097と僅差で続き、3番手にアプリリアを駆る和田留佳(Team TATARA aprilia)が1分54秒134、4番手にBMWの綿貫舞空(TONE RT SYNCEDGE4413 BMW)が1分54秒231、5番手に小島一浩(HondaRyokuyokaiKumamotoRacing)が1分54秒882、6番手に仲村優佑(FEEVIL OKINAWA)が1分54秒971で続いた。

J-GP3:尾野弘樹(P.MU 7C GAKESPEED)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目


 J-GP3クラスは午前、午後と2セッションあり、2日目もゼッケン1をつける尾野弘樹(P.MU 7C GAKESPEED)がリードしたが、本人が思ったほどタイムは出せなかったと言う。


「このインターバルは、今までにないくらい韓国のレースに出たり、ARRC TVSに出たり、走る機会が多かったからか初日から去年のタイムを上回ることができました。2日目は、1分57秒台を目指したのが思った以上に気温が上がり、とてもタイムを出せるコンディションではありませんでしたが、マシンの状態はいいですし、レースウイークでいいタイムを出せるように狙っていきます」と尾野。

J-GP3:尾野弘樹(P.MU 7C GAKESPEED)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目


 尾野に続いたのは、何と前日に初めてオートポリスを走ったという池上聖竜(TN45 with MotoUP Racing)だった。タイムは1分59秒390で2番手につけた。


「2日目の2本目でやっと1分59秒台に入れることができました。初日に決めていた目標は達成できていなかったのですが、2日目の1本目で2分00秒台に入れることができていたので、いい流れでテストを終えることができました。ただ、後半セクションが難しいのでコーナーでしっかりカバーして勝てるように頑張ります」と池上。強気のコメントを残してくれた。

J-GP3:池上聖竜(TN45 with MotoUP Racing)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目


 3番手に彌榮郡(MARUMAE with Club PARIS)が1分59秒446、4番手に上江洲葵要(P.MU 7C GAKESPEED)が1分59秒611で続き、ここまでが1分59秒台。5番手に木内尚汰(Team Plusone)が2分00秒184、6番手に森俊也(Team Plusone)が2分00秒213、7番手に大和颯(BREASTO B-TRIBE RACING)が2分00秒234、8番手に高杉奈緒子(TEAM NAOKO KTM)が2分00秒471、9番手に若松怜(JAPAN POST HondaDream TP)が2分00秒876、10番手に徳留真紀(MARUMAE MTR)が2分01秒113で続くトップ10となった。

ST1000:高橋巧(JAPAN POST HondaDream TP)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目
J-GP3:尾野弘樹(P.MU 7C GAKESPEED)/2023全日本ロード オートポリス公開テスト3日目
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