初戦でドイツに完敗…相手国メディアが指摘した日本が敗れた「決定的要因」とは【バスケW杯】

2023年8月26日(土)7時39分 ココカラネクスト

ドイツメディアはフィジカルの差と3ポイントの精度不足を指摘した(C)Getty Images

 強豪相手に無念の黒星スタートだ。

 8月25日に日本、フィリピン、インドネシアの3か国共催で開幕したFIBAバスケットボールワールドカップ2023。パリ五輪の出場権獲得を目指すグループEの日本代表(世界ランク36位)は、沖縄アリーナでドイツ代表(同11位)と1次ラウンド初戦を迎えたが、試合開始から一度もリードを奪えず、63-81と18点差の完敗を喫した。

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 前半終了時で31-53と大きく離された日本代表は、後半もなかなか反撃のきっかけを掴めない。終始ドイツに主導権を握られ、開幕戦からいきなり力の差を見せつけられた。この結果を受け、独メディア『BILD』は、「開催国の日本を81-63という圧倒的なスコアで下し、ワールドカップで期待通りのスタートを切った」と速報している。

 日本代表の敗因としては、フィジカルの優位性、さらに3ポイントの精度が低かった点を挙げ、「これらが試合を引き離した決定的要因だ」と指摘。一方、ドイツ代表の戦いぶりに関しては、「ハーフタイムまで支配的な試合を展開し、素晴らしいバスケットボールを見せていた」と伝え、賛辞を惜しまなかった。

 また、「後半からドイツは数段レベルを落とし、必要なことだけをやっていた」とハーフタイム以降のプレーについて印象を記すと、「守備と25得点のモリッツ・ワグナーはいかなる場面でも頼もしく、勝利が危ぶまれることはなかった」と言及。その上で最後は、「日本代表が必死に戦い抜き、第4クオーターの得点を上回った」とまとめている。

 27日にフィンランド代表(同24位)、29日にオーストラリア代表(同3位)と対戦予定の日本代表。格上との試合が続くが、はたして次の2試合ではどのような戦いが見られるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]


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