カリウスのベジクタシュ移籍が正式決定…クロップ監督は最後まで称賛

2018年8月26日(日)12時17分 サッカーキング

新天地でファンの歓迎を受けたカリウス [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

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 リヴァプールのドイツ人GKロリス・カリウスが、ベジクタシュ(トルコ)へ2年間レンタル移籍する。両クラブが25日に発表した。

 カリウスは現在25歳。2016年夏にマインツからリヴァプールへ完全移籍で加入した。移籍1年目はケガの影響などもあり、出場機会を伸ばせず。しかし、昨シーズンは守護神として公式戦33試合に出場した。ただ、今年5月に行われたレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ決勝では、致命的なミスを2度犯し、優勝を逃す一因に。これを受けてリヴァプールは今夏の移籍市場でブラジル代表GKアリソンを獲得し、カリウスの立場は厳しいものとなっていた。

 カリウスの移籍決定に際し、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はクラブ公式HPを通じてコメントを発表した。クロップ監督は同選手に対し、称賛の言葉を送っている。

「昨日、別れの言葉を交わした。彼は移籍を本当に楽しみにしていたし、良かったよ。彼にとって良いことだと私は思う。非常に良いGKが揃うこの時代において、彼は素晴らしいGKだ。今、我々の守備が向上したことを多くの人は口にしているし、アリソンがこの3試合で素晴らしかったとはいえ、彼がまだここにいなかった時も、多くの試合で我々の守備はすでに良いものだった。その時ゴールマウスを守っていたのはロリスだ。彼は素晴らしいプレーを何度も披露していた」

「ベジクタシュは歴史のあるチームだ。リーグ優勝のチャンスがある。彼らは今、素晴らしいGKを手にした。彼の移籍が決まって私は本当に嬉しいし、彼もこういう機会を得られて本当に幸せだろう」

 カリウスは、トルコの地で“復活”を遂げることができるだろうか。

サッカーキング

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