覚醒の兆し見せるJ・フェリックス、勝負の4年目を前にアトレティコ加入当初を回顧「難しかった」

2022年8月26日(金)12時34分 サッカーキング

アトレティコ加入当初を振り返ったJ・フェリックス [写真]=Getty Images

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 アトレティコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、同クラブ加入当初を振り返った。25日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 現在22歳のJ・フェリックスはベンフィカの下部組織出身で、2018年にトップチームデビューを飾った。初年度から公式戦41試合に出場すると、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグ フランクフルト戦では同大会史上最年少でのハットトリックを達成。一躍時の人となった同選手は、2019年夏にアトレティコ・マドリードへと加入した。負傷離脱を繰り返しながらも、ラ・リーガ1年目で27試合に出場。昨シーズンは公式戦35試合に出場し10得点6アシストを記録している。

 移籍金1億2600万ユーロ(約153億円)で加入したが、破格の金額に見合った結果を残すことができず批判の的となったJ・フェリックス。シメオネイズムを享受するアトレティコ・マドリードのスタイルに適応するのが難しかった、と口にした同選手は「今は違和感がなくなったけど、当初は僕にとって簡単なものではなかった。ベンフィカでは違うスタイルのサッカーをしていたからね」と告白。続けて「(移籍金の)プレッシャーもあって最初は難しかったけど、良い人たちに恵まれていた。そのおかげで、全く問題なく生活できている」と加入当初を振り返った。

 また、長期政権を築くディエゴ・シメオネ監督について、J・フェリックスは「サッカー界で最も特別な監督のひとりだ。彼は選手とファンに情熱を伝える」と指揮官の熱量に言及。さらに、自身5度目となるチャンピオンズリーグについては「できるだけ戦い続けたい。1試合1試合を大切にし、タイトルを賭けて戦うことにとても興奮している。僕たちはそれを夢見ているし、それを達成できるかは自分たち次第」とアトレティコ・マドリード史上初となる“ビッグイヤー”戴冠に向けて、意気込みを示している。

 鳴り物入りでアトレティコ・マドリードへと加入して、早4年。昨季から覚醒の兆しを見せている同選手は、ラ・リーガ開幕節で3アシストを記録した。勝負のシーズンとなる今季、J・フェリックスはどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

サッカーキング

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