フルアム指揮官、アーセナル戦の遅延イエローに不満爆発「ジョークでしかない」
2023年8月27日（日）16時1分 サッカーキング
フルアムを率いるM・シウヴァ監督 [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第3節が26日に行われ、フルアムはアーセナルと対戦。開始直後にアンドレアス・ペレイラが先制点を奪ったものの、70分にPKから追いつかれると、72分には勝ち越しゴールを許した。しかし、87分にCKからジョアン・パリーニャが同点弾を挙げ、2−2のドローに終わった。
この試合注目が集まったのは退場となったフルアムのDFカルヴィン・バッシーで、退場となった2枚目のイエローカードは相手のカウンターを阻止したものだったが、1枚目は1−0でリードしているゴールキックのリスタートの時だった。今シーズンからプレミアリーグでは遅延行為や審判員への異議に対しての取り締まりなどを強化しており、それが適応された形となった。
しかし、M・シウヴァ監督は試合後、「カルヴィンに対する最初のイエローカードは冗談でしかない」と同選手が遅延行為と判定されたことへの不満を爆発させた。
「あのイエローカードは冗談だと言わざるを得ない。もちろん、私たちは新しい状況を理解しているが、それは試合からあらゆる感情を奪っている。これはただビッグクラブを守ることになる。こういった大きな判断には一貫性が必要だ」
「もちろん、フルアムか他のクラブの選手がエミレーツ（・スタジアム）に来て、スローインやゴールキックに10秒もかかっていたら、イエローカードが提示されることになるだろう」
「でも、他のクラブにとってそれは同じではない。私の側のタッチラインであった（トーマス・）パルティの最初のスローインを見てみればいい。カルヴィンのゴールキックよりもはるかに時間がかかっていた。でも、イエローカードではなかった。なぜか？ なぜなら、その時彼らは試合に負けていたからだ」
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