マンチーニ氏、サウジアラビア代表監督に就任! 年俸約39億円の4年契約か

2023年8月28日(月)11時4分 サッカーキング

サウジアラビア代表監督に就任したマンチーニ氏 [写真]=Getty Images

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 サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は27日、同代表の新監督にロベルト・マンチーニ氏が就任したことを発表した。

 現在58歳のマンチーニ氏はインテルやマンチェスター・Cなどの複数クラブで指揮官を歴任し、2018年5月よりイタリア代表の監督に就任した。2018年10月に行われた国際親善試合のウクライナ代表戦からは37試合無敗という驚異的な成績を記録。1993年から1996年にかけてブラジル代表が記録した無敗試合数を抜いて、世界新記録を樹立した。チームは同期間内にEURO2020で優勝を達成。母国に13大会ぶり2度目となるEUROのタイトルをもたらした。一方、FIFAワールドカップカタール2022の予選ではプレーオフ準決勝で北マケドニア代表に0−1で敗れ、2大会連続でワールドカップ出場を逃すという屈辱も味わっていた。

 カタール行きの切符を逃した後には進退にも注目が集まったが、マンチーニ氏は2026年までの契約を全うする意思を表明していた。しかし、今月12日夜に同氏は辞任の意思を伝え、翌13日に承認されたことをイタリアサッカー連盟(FIGC)が発表していた。

 急転直下での退任が決定したことに驚きの声も上がり、コーチ編成などを巡ってFIGCのガブリエーレ・グラヴィーナ会長と対立したことが辞任の理由だと噂された一方で、サウジアラビア代表から高年俸のオファーが届いていることも報じられていた。

 そんななか、イタリア代表監督辞任から約2週間でサウジアラビア代表の新指揮官に就任することが決定した。なお、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、マンチーニ氏は2027年までとなる4年契約を締結し、年俸は税抜きで2500万ユーロ(約39億円)になるという。

 サウジアラビア代表監督就任が決定したマンチーニ氏は自身の公式インスタグラムを更新し、「サウジアラビアサッカー連盟に代表チームの監督として加わることを発表できて嬉しく思う」と喜びを綴りながら、次のように続けた。

「このような栄誉ある役職に選ばれたことを嬉しく光栄に思う。これはこの数年間に行われたすべての仕事に対する評価の印で、ヤセル・アル・ミセハル会長に感謝したいと思う」

「代表サッカー部門だけではなく、私の心に常に寄り添ってきた若い才能や将来の世代を成長させるという共通のビジョンと目的に基づいた楽しみなプロジェクトを受け入れることに承諾した。この仕事はイタリアサッカーの重要性を認識することでもあると信じており、今後も誇りを持ってイタリア文化を世界に発信していくつもりだ」

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