マンC、MFヌネスへ約96億円の“最終オファー”を提示か…選手本人とは既に個人合意?

2023年8月28日(月)20時10分 サッカーキング

マンCが関心を寄せるウルブスのMFマテウス・ヌネス [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・シティが、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のポルトガル代表MFマテウス・ヌネスへ新たな獲得オファーを提示したようだ。27日、『デイリーメール』や『デイリーエクスプレス』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 昨シーズンにイングランド勢24年ぶりの“トレブル”を達成したマンチェスター・シティは、今夏の移籍市場でクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチ、同DFヨシュコ・グヴァルディオール、ベルギー代表FWジェレミー・ドクを獲得。実力と実績を兼ね備える実力者3名を強力なスカッドに加え、2023−24シーズンでのタイトル席巻に向けてチーム力を強化している。

 そんなマンチェスター・シティが移籍市場の最終盤で取り組んでいるのが中盤の補強だ。具体的な関心が明らかになっているのが、ウルブスでボランチを主戦場に活躍している24歳のヌネス。母国の名門スポルティングでプロデビューを飾った同選手は、昨年夏に総額4200万ポンド(現在のレートで約77億円)とも報じられた移籍金でウルブスに加入。初の国外挑戦となった昨シーズンは公式戦通算39試合に出場するなど、中盤の主軸として活躍した。

 マンチェスター・シティは、すでに4700万ポンド(約87億円)相当の最初のオファーを提示。この入札はウルブス側に拒否されたことが明らかになっているが、今回の報道によると、獲得を諦めない“3冠王者”は金額を改善した2度目のオファーの提示に踏み切ったようだ。今回の入札額は5200万ポンド(約96億円)に上ると見られており、マンチェスター・シティ側にこれ以上の金額を提示する意思はないとも報じられている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、マンチェスター・シティが6000万ユーロ(約95億円)相当のオファーを提示したことを強調しつつ、クラブ関係者がヌネスとの契約締結に向けた自信をますます深めていると指摘。なお、選手本人との個人的な条件は数日前に合意に達しており、交渉は最終段階に到達しているようだ。

 前人未到の4連覇を目指すプレミアリーグでは、唯一の開幕3連勝を飾ったマンチェスター・シティ。しかしながら、“絶対的司令塔”のベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネはバーンリーとの開幕節で負傷し、最大4カ月程度の戦線離脱が見込まれている。中盤の補強を熱望する同クラブは、ヌネスとの契約に漕ぎ着けることができるだろうか。今後も両クラブの動向に注目が集まる。

サッカーキング

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