冨安健洋は2戦連続フル出場で攻守に貢献…ボローニャ、劇的弾で今季初白星

2019年8月31日(土)5時53分 サッカーキング

2試合連続フル出場の冨安健洋 [写真]=Getty Images

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 セリエA第2節が30日に行われ、日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャはホームでSPALと対戦した。冨安は右サイドバックで2試合連続の先発出場となった。

 開幕ドロー発進のボローニャは、白血病治療中のシニシャ・ミハイロヴィッチ監督が前節に続いてベンチで指揮を執り、ホームで初白星を目指す。24分、アンドレア・ポーリがペナルティエリア手前中央から右足でゴール右隅を狙うが、シュートはGKエトリト・ベリシャの好セーブに阻まれた。25分には冨安が右サイドの高い位置でボールを持つと、ダブルタッチで2人をかわして華麗に突破。カットされてチャンスとはならなかったが、直後の右CKでは冨安がヘディングシュートで相手ゴールを脅かした。

 ボローニャは後半に入って66分、リッカルド・オルソリーニが右サイドを突破して折り返すが、ゴール前のロベルト・ソリアーノのシュートはクロスバーに弾かれて、決定機を生かせず。直後の68分には、オルソリーニが中央に切り込んで左足シュートを放つが、これはGKベリシャの好守に遭った。

 さらに79分にはソリアーノが至近距離からヘディングシュート、80分にもオルソリーニがゴール前で左足ボレーシュートを放つが、どちらもGKベリシャの好セーブで得点には結びつかなかった。逆に85分には、SPALのシモーネ・ミッシローリにヘディングシュートを許すが、これはGKウカシュ・スコルプスキが防いでピンチをしのいだ。

 90分、敵陣中央で冨安が粘ってボールを前線につなげると、ニコラ・サンソーネがエリア左へラストパス。フェデリコ・サンタンデールが左足シュートでネットを揺らしたが、これは惜しくもオフサイドの判定でゴールは認められなかった。

 それでも後半アディショナルタイム4分、オルソリーニのクロスをソリアーノが頭で叩き込み、ついにスコアが動く。これが決勝点となり、ボローニャが劇的勝利で今シーズン初白星を飾った。なお、冨安は2試合連続のフル出場で勝利に貢献した。

 次節、ボローニャは15日にアウェイでブレシアと、SPALは同日にホームでラツィオと対戦する。

【スコア】
ボローニャ 1−0 SPAL

【得点者】
1−0 90+4分 ロベルト・ソリアーノ(ボローニャ)

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