今季は既に5得点…ミトロヴィッチ、フルアム加入後のリーグ戦で100ゴールを記録

2022年8月31日(水)14時13分 サッカーキング

今季はプレミア2位の得点数を叩き出しているミトロヴィッチ [写真]=Getty Images

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 フルアムに所属しているセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチが、同クラブ加入後のリーグ戦で100ゴール目を記録した。

 プレミアリーグ第5節が30日に行われ、フルアムは日本代表MF三笘薫が所属しているブライトンをホームに迎えた。試合はスコアレスで折り返した後半に動く。48分、コンゴ民主共和国代表MFネースケンス・ケバノのクロスボールをミトロヴィッチが押し込んでフルアムが先制した。直後の55分にはオウンゴールで追加点をゲット。PKで1点を返されたものの、フルアムは2−1で勝利。三笘は63分からピッチに立っている。この白星を受けて、フルアムのここまでの成績は2勝2分1敗に。昇格組ながらも順調に勝ち点を積み上げることに成功している。

 そんなフルアムを支えている存在がミトロヴィッチだ。昨シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)44試合の出場で43ゴールを挙げたストライカーは、自身にとってもクラブにとっても2シーズンぶりとなるプレミアリーグの舞台で躍動。ここまでの全5試合にスタメン出場して、5ゴールを記録している。これはマンチェスター・Cのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに次いで、プレミアリーグの得点ランキング2位となる数字だ。

 1部の舞台でも安定してゴールを量産しているミトロヴィッチは、ブライトン戦の先制ゴールで、フルアムでの“リーグ戦”における得点数が「100」に到達した。同選手は2018年冬にニューカッスルからのレンタル移籍で加入すると、チャンピオンシップ後半戦で12ゴールをマーク。シーズン終了後に完全移籍に移行した。フルアムに欠かせない“エースストライカー”に君臨すると、これまでプレミアリーグで「19」、チャンピオンシップで「81」ゴールを挙げている。

 また、ミトロヴィッチがプレミアリーグの舞台で最も得点を挙げている対戦相手がブライトンだ。データサイト『Opta』によると、ミトロヴィッチがプレミアリーグで挙げた19ゴールのうち、4ゴールはブライトン相手に決めたものだという。“お得意様”と決めつけるには少々早い気もするが、選手自身も相性の良さは感じているのかもしれない。

 2018−19シーズン以降、フルアムは1シーズンごとに昇降格を繰り返す“エレベータークラブ”になってしまっている。しかし、今季の好調ぶり、そしてミトロヴィッチの得点数を見ていると、“台風の目”となる可能性が低いとは言えない。シーズンが進むにつれて、一桁順位、さらにはヨーロッパのカップ戦出場権を争う存在になっていてもおかしくはないだろう。

サッカーキング

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