レアルの若手MFに20クラブが獲得を打診…しかし、ジダン監督が放出拒否

2017年9月1日(金)12時13分 サッカーキング

他クラブから関心が報じられたマルコス・ジョレンテ [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードに所属する元U−21スペイン代表MFマルコス・ジョレンテには、国内外の20クラブから獲得の打診があったようだ。8月31日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 M・ジョレンテは、レアル・マドリードの下部組織出身の22歳。昨シーズンはレンタル移籍先のアラベスで公式戦38試合に出場し、1部復帰初年度でリーガ・エスパニョーラ9位とコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準優勝を成し遂げたチームの主軸を担った。

 大きな飛躍を果たした同選手は今夏、レアル・マドリードに復帰。しかし、豊富なタレントが揃う同クラブでは出場機会が限られるため、今夏だけで20に及ぶクラブから獲得に向けた問い合わせを受けたようだ。同紙によると、その中には、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に出場する宿敵アトレティコ・マドリードやセビージャ、バレンシアといった国内クラブだけでなく、今夏の移籍市場で積極補強を行ったパリ・サンジェルマンといった海外クラブも含まれるという。

 なお、レアル・マドリードは当初、継続的な成長を促すために、CLに出場するクラブにM・ジョレンテを貸し出すことを検討していたとされる。しかし、放出に“ストップ”をかけたのがジネディーヌ・ジダン監督だったという。同監督はローテーションを採用することで、M・ジョレンテやベティスから獲得したU−21スペイン代表MFダニ・セバージョスら若手選手に出場機会を与え、成長を促進させることを確約したそうだ。

 昨シーズンはローテーションの採用によって、スペイン代表MFマルコ・アセンシオが大ブレイクを果たした。ジダンの“鶴の一声”でレアル・マドリード残留が決まったM・ジョレンテも、同じ道を歩むことができるのか注目される。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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