ホンダ「できるだけ早くアップデートを導入したかった。成果を確認、目標は予選Q3進出」F1イタリアGP金曜

2017年9月2日(土)7時39分 AUTOSPORT web

 2017年F1イタリアGPの金曜、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはフリー走行1=15位/2=8位、ストフェル・バンドーンはフリー走行1=9位/2=7位だった。


 チームはFP1でアロンソに新たな“スペック3.7”エンジンを使用させ、FP2からはベルギーで使用した“3.5”に戻すという計画を立て、このためアロンソはパワーユニット交換により35グリッド降格のペナルティを受けることが確実になっている。


■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
 今日は午前中を中心に天候が不安定でしたが、予定していたプラクティス用のプログラムを完了することができました。


 イタリアにはアップデート版のPUを持ち込み、FP1でフェルナンドがそれを搭載して走りました。そのために日曜の決勝では(グリッド降格)ペナルティを受けますが、この新しいアップデートをできるだけ早く導入し、コース上でパフォーマンスのテストを行うことが重要でした。パフォーマンスに関しては予想どおりのポジティブな結果が得られたと申し上げることができます。


 フェルナンドのPUはFP2前に交換され、それ以降はベルギーのレースで使ったPUで走ることになります。早急にフェルナンドをコースに復帰させるために頑張ってくれたチームに感謝します。


 ストフェルも予定どおりプログラムを消化し、全体の7位タイムを出して一日を終えました。彼はとてもいい形で週末をスタートしたと思います。


 このコースではパワーが非常に重要なので、今回も厳しいグランプリになることは間違いありませんが、明日の予選でQ3に進出することを目指して、引き続き準備を整え、努力していきます。


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