“マージーサイド・ダービー”は両守護神とポストが大活躍…得点生まれずリヴァプールの連勝ストップ

2022年9月3日(土)22時25分 サッカーキング

エヴァートンとリヴァプールが対戦した [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第6節が3日に行われ、エヴァートンとリヴァプールが対戦した。

 公式戦通算241回目の“マージーサイド・ダービー”。ホームのエヴァートンはニール・モペイが先発でデビューを飾り、3年ぶりに復帰したイドリッサ・ゲイェはベンチスタート。一方、リヴァプールはファビオ・カルヴァーリョが初スタメンとなり、出場停止明けのダルウィン・ヌニェスも先発。新加入のアルトゥールはベンチからデビューを待つことになった。

 ダービーらしい白熱した展開に。エヴァートンは32分、ゴール前のこぼれ球にトム・デイヴィスが反応したが、惜しくも左ポストを叩いて得点ならず。

 一方のリヴァプールは43分、ジョー・ゴメスのロングフィードに抜け出したヌニェスがペナルティエリア右から右足を振り抜くが、相手GKジョーダン・ピックフォードの好セーブとポストに阻まれて得点には至らない。さらにこぼれ球を回収したルイス・ディアスがカットインから右足を振り抜くが、これも右ポストに嫌われる。

 リヴァプールはハーフタイムにロベルト・フィルミーノを投入。63分、L・ディアスの落としをペナルティエリア右で受けたフィルミーノが右足を振り抜くと、枠を捉えた一撃はピックフォードのセーブに遭う。その直後のコーナーキックにもフィルミーノが頭で合わせるが、ピックフォードの正面。さらに65分にはファビーニョがゴール前でボレーシュートを放つが、これもピックフォードに防がれた。対するエヴァートンも65分、カウンターからモペイにビッグチャンスが訪れたものの、これは相手GKアリソンのファインセーブに阻まれた。

 エヴァートンは69分、右サイドの深い位置に流れたボールをデマレイ・グレイが回収してクロスを送る。ファーポストの手前で収めたモペイが折り返すと、ゴール前のコナー・コーディが合わせてネットを揺らす。先制点に思われたが、VARのレビューによってオフサイドと判定され、スコアレスのまま試合は続く。

 84分、エヴァートンがリヴァプールのゴールを脅かす。投入されたばかりのドワイト・マクニールが左足を振り抜くと、シュートは相手DFに当たって軌道が変化。ボールは枠をとらえていたが、アリソンの好セーブに阻まれた。

 リヴァプールも87分、モハメド・サラーが左足アウトサイドで送ったクロスにフィルミーノが合わせたものの、またしてもピックフォードが好反応を見せてゴールならず。後半アディショナルタイム5分にはサラーがペナルティエリア左から鋭いシュートを放ったが、ピックフォードがわずかに触ったボールは右ポストに当たり、これも得点には至らない。

 試合は得点が生まれないまま終了し、エヴァートンは4試合連続ドローで6戦未勝利、リヴァプールの連勝は2で止まった。次節、エヴァートンは11日に敵地でアーセナルと対戦。リヴァプールの次戦は7日に行われ、チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節でナポリと敵地で対戦する。

【スコア】
エヴァートン 0−0 リヴァプール

【スターティングメンバー】
エヴァートン(4−3−3)
ピックフォード;パターソン、ターコウスキー、コーディ、ミコレンコ;オナナ、デイヴィス(61分 ゲイェ)、イウォビ;ゴードン(82分 マクニール)、モペイ、グレイ

リヴァプール(4−3−3)
アリソン;アレクサンダー・アーノルド(59分 ミルナー)、ゴメス、ファン・ダイク、ツィミカス(59分 ロバートソン);ファビーニョ、エリオット(80分 マティプ)、カルヴァーリョ(HT フィルミーノ);サラー、ヌニェス(80分 ジョッタ)、ディアス

サッカーキング

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