フアン・マタが神戸入団会見…加入の決め手にも言及「この国でプレーしたかった」

2023年9月3日(日)15時57分 サッカーキング

昨季はガラタサライでプレーしていたマタ [写真]=Getty Images

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 ヴィッセル神戸は3日、元スペイン代表MFフアン・マタの加入を発表し、記者会見を行った。

 現在35歳のマタはレアル・オビエドやレアル・マドリードの下部組織で育ち、バレンシア、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ガラタサライでプレーしたほか、スペイン代表でも活躍。2010年にはFIFAワールドカップ、2012年にはチャンピオンズリーグ(CL)とEUROなどで優勝も経験した。

 契約満了に伴い、ガラタサライを退団し、フリーとなっていたマタは神戸加入を決断。2日に加入が発表されたハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイと、千布勇気代表取締役社長、永井秀樹スポーツダイレクターともに記者会見に臨んだマタは、「こんにちは、皆さん。コンニチハ(日本語で)」と語り始めると、次のように続けた。

「まず初めに社長とスポーツダイレクター、クラブの会長にこの素晴らしい国に来るチャンスをくれたことを感謝している。この国や文化のことは昔から興味を持っていた。今、ここに住むことを楽しむチャンスが来たし、そのことを嬉しく思っている」

「ヴィッセル神戸に加入することを誇りに思っている。アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャといった素晴らしい選手や友人たちが所属していた。彼らの後をこの国で追うことを誇りに思う」

「ボージャン(・クルキッチ)やセルジ・サンペールらのような仲のいい友達からもここについての素晴らしいことや文化、特にクラブについてなどを聞いた。このスタジアムでファンの前でプレーすることを楽しみにしている。社長とスポーツダイレクターが言ったようにトップリーグで初優勝することが目標だし、チームを助けるために全力を尽くすつもりだ。自分のキャリアにもう一つトロフィーを加えたいし、それが日本で多く獲得する一つになることを願っている。温かい歓迎に感謝しているし、早くプレーできることを楽しみにしている。神戸での経験を楽しみたいと思う。アリガトウゴザイマス(日本語で)」

 また、加入の決め手については「先ほど言ったように常に日本には来たかった」とコメントしつつ、「この国と文化が好きだ。これまでは、2012年にチェルシーで来た横浜でのクラブワールドカップの時の一度しか来たことがないけど、とても良かった。だから、ヴィッセル神戸に加入するという機会が来た瞬間に何度も考え直すことはなかった」ことも明かした。

 そして、「アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、(ルーカス・)ポドルスキ、(トーマス・)ヴェルマーレンがいたし、日本最高の選手達がスカッドにいることは決断を簡単にさせた。この国でプレーしたかったし、住んでみたかった。それにヴィッセル神戸はトロフィーを獲得できるチャンスもくれた。ヴィッセル神戸にとって初となるJリーグ優勝に向けて、ここに来て助けられることは僕にとってもいいことだと思う」と優勝への意気込みも口にした。

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