“乱打戦”のマージーサイド・ダービー…シュート37本でスコアレスは昨季のプレミアで1度のみ

2022年9月4日(日)17時21分 サッカーキング

今季1度目のマージーサイド・ダービーはスコアレスで終了 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第6節が3日に行われ、エヴァートンとリヴァプールが対戦した。白熱の“マージーサイド・ダービー”はスコアレスでタイムアップを迎えている。

 プレミアリーグで3試合連続のドローとなっているエヴァートンと、3連勝を目指して闘ったリヴァプールの一戦は、両チームのGKが大活躍する展開に。リヴァプールは43分、この試合が3試合の出場停止からの復帰戦となったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがペナルティエリア右から右足を振り抜くも、エヴァートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードが僅かに触り、クロスバーを直撃する。63分にはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの一撃がピックフォードのセーブに遭うと、87分にはエジプト代表FWモハメド・サラーが左足アウトサイドで送ったクロスにフィルミーノが合わせるも、再びピックフォードが立ちはだかった。後半アディショナルタイムにはサラーがペナルティエリア左から狙うも、ピックフォードがわずかに触ったボールは右ポストに当たり、最後まで得点を奪えなかった。

 一方、リヴァプールの“守護神”も随所にファインセーブが目立った。エヴァートンは65分、フランス人FWニール・モペイがカウンターから決定機を迎えるも、リヴァプールのブラジル代表GKアリソンに防がれて得点とならず。84分にはイングランド人MFドワイト・マクニールが放った左足シュートが、DFに当たって軌道が変化したものの、アリソンがしっかりと弾き出した。

 結局、試合はスコアレスでタイムアップ。エヴァートンは14本(うち枠内3本)、リヴァプールは23本(うち枠内8本)のシュートを放っており、両チーム合計で37本ものシュートが飛び交う“乱打戦”となったものの、最後までゴールネットは揺れなかった。

 データサイト『Opta』によると、2021−22シーズンのプレミアリーグ開幕以降、これほど多くのシュートが記録されながらもスコアレスで終わったゲームは1度のみだという。今年の4月2日に行われた昨シーズンのプレミアリーグ第31節、ブライトンとノリッジの一戦では、今季の“マージーサイド・ダービー”と同じく合計37本のシュート(ブライトン31本、ノリッジ6本)が記録されたが、試合はスコアレスで終了していた。

 リヴァプールにとっては無得点で試合を終えるのは今季初のこと。両チームともに決定機をまったく生み出せなかった試合ではなかっただけに、ピックフォードとアリソンの好セーブを誉めるべき試合となった。

サッカーキング

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