「残りシーズン欠場が賢明な選択」右脇腹の張りで欠場した大谷翔平に米メディアが見解「FA前にさらなるケガのリスクを抑えられる」

2023年9月5日(火)16時30分 ココカラネクスト

急遽欠場が決まった大谷。右脇腹の状態が心配される(C)Getty Images

 現地9月4日(日本時間5日)、エンゼルスの大谷翔平は試合前の打撃練習中に「右脇腹の張り」を訴え、急遽欠場となった。二刀流スターが不在のチームはオリオールズに3-6で敗れた。

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 この試合、「2番・指名打者」で先発出場することが発表されていた大谷。この日はグラウンドに姿を見せてフリー打撃を行った。快音を響かせていたが、急遽右脇腹辺りをおさえると、クラブハウスに引き上げていった。その後、球団は「右脇腹の張り」で大谷がスタメンから外れることを発表した。

 二刀流スターは先発登板した現地時間8月23日(同24日)のレッズ戦で緊急降板。試合後に「右肘側副靭帯の損傷」であることが判明し、今季は投手として出場せず、打者に専念することが決まっていた。しかし、この日のアクシデントは今後の打者出場にも何らかの影響があると見られる。

 日米のファンからは大谷の状態を心配する声が上がっているが、現地メディアは今後の出場に関する見解を示している。米スポーツサイト『ClutchPoints』は記事を配信し、大谷のアクシデントについて言及した。

 同メディアは「ショウヘイ・オオタニがUCL(内側側副靭帯)損傷に関する前向きな情報を受けたと報じられていただけに、このタイミングでのアクシデントは混乱を招いた。オオタニがオリオールズ戦に欠場した理由は当初明かされなかったので、多くのファンを不安にさせた」と記載。試合前に大谷の代理人を務めているネズ・バレロ氏が取材に応じ、右肘の状態について説明。今回の故障個所は2018年にトミージョン手術をした箇所とは異なることを明かしていたが、このタイミングで右脇腹のアクシデントに襲われた。

 また、同メディアは今後の出場についても言及。「この右脇腹張りが、オオタニの残りのシーズンにどのような影響を与えるか、注視する価値はあるだろう。程度によっては回復に数か月かかることもある。今のところ、重症度については発表されていない」と記載し、続けて、「オオタニの右脇腹張りが重大なものであれば、残りシーズンを欠場することが賢い選択だろう。そうすることで、どのような肘の手術が必要かを見極めることに集中でき、今冬にフリーエージェントとなる前にさらなるケガのリスクを抑えることができる」と見解を示した。

 二刀流スターは今後に大きな注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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