F1イタリアGPスペシャルデザイン特集:全身オレンジのマクラーレン&フェラーリ70周年記念仕様

2017年9月7日(木)8時57分 AUTOSPORT web

 F1では毎戦のように1回のみのスペシャルデザインが登場するが、今年のF1イタリアGPでは、マクラーレンのオレンジのレーシングスーツ、フェラーリの70周年ロゴ、セバスチャン・ベッテルのヘルメットが目を引いた。


 今年のイタリアGPでは、スパルコ社の40周年とマクラーレンとの提携20年を記念し、ふたりのドライバーがオレンジ色のスペシャルスーツを着用。また、創業70周年のフェラーリはスペシャルロゴで地元グランプリに臨み、契約延長を発表したセバスチャン・ベッテルはチームに忠誠を誓うイタリアン・トリコロールヘルメットで登場した。


 イタリア、トリノに本拠地を置くモータースポーツ関連用品のメーカー、スパルコは、今年、創業40周年。マクラーレンとのパートナーシップも20周年を迎え、その記念として今回のイタリアGPでは、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンがオレンジ色のスペシャルレーシングスーツを着用した。


 2000年代初頭のアロウズや数年前のフォース・インディアなど、これまでにも一部にオレンジ色を使用したレーシングスーツのチームはあったものの、全身オレンジはコースマーシャル以外ではなかなかお目にかかる機会がない、斬新なデザインとなった。




チームのツイッターではスーツの前後をコミカルに紹介


スパルコ社の創業40周年&マクラーレンとの提携20年のロゴが見える

 1947年の創業から、今年で70周年となるフェラーリは、モーターホームやマシンのエンジンカウル、レーシングスーツの背中などに大きく跳ね馬と70周年ロゴを配し地元レースに登場。普段から熱狂的なティフォシもさらに熱い声援を送った。


イタリアGPでは創立70周年を祝う、跳ね馬と「70 1947-2017」のデザインのロゴが使用された

マシンのエンジンカウルにも70周年記念のロゴ

ドライバーも70年の歴史を背負い地元イタリアGPを戦う

 モンツァで2020年までの契約延長を発表したベッテルは、いつもはドイツ国旗のカラーの部分をイタリア国旗の赤・白・緑に塗り替えた重厚感あるメタル調のスペシャルヘルメットに変更。以前は毎レースといっていいほどヘルメットのデザインを変更していたベッテルだが、今季のルールではシーズン中のデザイン変更は1回のみしか許されておらず、その貴重な1回をここに持ってきたというのは、このイタリアGPに臨む強い気持ちの表れだろう。


いつもはドイツ国旗の黄・赤・黒がイタリア国旗の緑・白・赤に変更された

重厚なメタル調のデザイン。後頭部にも跳ね馬が輝く



細部に渡ってベッテルのこだわりが感じられる渾身の跳ね馬デザイン


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