ヴェンゲル監督、チーム残留のサンチェスについて「資金面では大幅な損失」

2017年9月7日(木)11時48分 サッカーキング

アーセナル退団が噂されながらも残留が決まったサンチェス [写真]=Getty Images

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 アーセナルの指揮官であるアーセン・ヴェンゲル監督が、今夏のアーセナル退団が噂されながらも最終的にチーム残留が決まったチリ代表FWアレクシス・サンチェスについてコメントした。6日付のイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 サンチェスには多くのチームが関心を持っており、特に今夏の移籍期限最終日である8月31日にはマンチェスター・Cへの移籍に大きく近づいた。移籍金6000万ポンド(約85億円)のオファーをアーセナルへ提示した模様だが、アーセナルがサンチェスの後釜と考えていたモナコ所属のフランス代表MFトマ・ルマルの獲得に失敗したため、アーセナルはこのオファーを拒否。最終的にサンチェスはチームへの残留が決定していた。

 サンチェスとアーセナルとの契約は2018年6月までとなっていることから、来夏の移籍市場でサンチェスは移籍金を発生させることなく自由に移籍することが可能となる。

 ヴェンゲル監督はそんなサンチェスについて「単純に考えると、サンチェスを売却しなかったということは6000万ポンドから7000万ポンド(約85億円から99億円)ほどの資金を失ったということだ。資金の面だけで考えると大きな損失だね」と述べ、今夏にサンチェスをチームに留めるという決断のデメリット面に言及した。

 昨シーズンのプレミアリーグでサンチェスは38試合に出場し24得点を記録するなど、チームのエースとして大活躍を見せた。退団報道が絶え間ない夏を過ごしたが、今シーズンも活躍を見せ、ヴェンゲル監督の決断が間違っていなかったことを証明することができるだろうか。

サッカーキング

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