岡本和真にMLB球団が熱視線! 米記者が今オフの去就を報道「複数のチームが日本の本塁打王の査定を行っている」

2023年9月8日(金)11時0分 ココカラネクスト

とりわけ夏場に入ってからすこぶる調子がいい岡本。強打者ぶりを存分に見せつける巨人のスラッガーに熱視線が注がれている。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 日本球界屈指のパワーヒッターに、“世界最高峰”の舞台から熱視線が注がれている。

 現地9月7日、MLB公式ネット局『MLB Network』のジョン・モロシ記者は、巨人に所属する岡本和真について、MLBの複数球団が今季終了後のポスティングによるメジャー移籍の可能性に備え、調査を行っていると伝えた。

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 現在27歳の岡本は、通算本塁打203本、同OPSも.883とポテンシャルは日本球界でも随一だ。プロ9年目の今季も打率.303、38本塁打、OPS1.026圧倒的な数字を記録。6年連続でのシーズン30本塁打以上は、巨人において王貞治(62〜80年)、松井秀喜(96〜02年)に続く史上3人目の快挙である。

 いまだ当人がポスティングの意思があるかは不透明だ。しかし、今春のワールドベースボールクラシック(WBC)でも2本塁打、打率.333と実力を示した27歳だけに、MLB各球団のスカウト陣が見逃すはずがない。モロシ記者はX(旧ツイッター)に、「今オフにジャイアンツがポスティングシステムでの移籍を容認する場合に備えている」としたうえで、「複数のチームが、日本の本塁打王争いでトップを走るカズマ・オカモトの実力査定を行っている」と断言した。

 一方で巨人からポスティングを利用してのMLB移籍は、19年11月にブルージェイズへと移籍した山口俊が唯一。そのためにモロシ記者も「過去にジャイアンツは、ポスティングシステムによるメジャー移籍を1人しか認めていない。もしも、今オフにポスティングされなければ、24年オフに海外FAとなる可能性がある」と“懸念”を示した。

 早くも話題となっている岡本の去就。今季も絶好調な男の動向に引き続き注目だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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