ポッター前監督がブライトンに感謝のメッセージ「許してもらえないかもしれませんが…」
2022年9月11日（日）18時45分 サッカーキング
ブライトンのポッター前監督 [写真]＝Getty Images
ポッター前監督は2019年夏にブライトンの監督に就任。3年かけてチームの基盤を築き上げ、今季のプレミアリーグは開幕6試合で4勝1分1敗と好スタートを切った。しかし今月8日、トーマス・トゥヘル氏の後任としてチェルシーの新監督に就任することが決定。多額の違約金を置き土産に、コーチングスタッフも連れて西ロンドンへと旅立った。
ブライトンのファンに向けてオープンレターをしたためたポッター前監督。「私の人生を変えたクラブでの素晴らしい3年間でした。素晴らしいクラブであり、私と私の家族にとって常に大きな意味を持つクラブに別れを告げます。サッカー界で突然訪れる変化を受け入れるのが難しい人もいると思います。私の退団を許してもらうことはできないかもしれませんが、少なくともこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います」とし、古巣に対する感謝の言葉を並べた。
「良いクラブには、素晴らしいオーナーと素晴らしいファンが必要です。ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンはその両方を備えています。クラブがようやく近代的なスタジアムに移転し、プレミアリーグで活躍する姿を見るために、皆さんがどんな思いで過ごしてきたか、私は知っています。タッチラインに立つたび、それを実感しました。両親や祖父母もファンだったという皆さんの個人的なエピソードは、アルビオンを特別な存在にしていることを理解する助けになりました」
「私のキャリアのこの段階で、新たなチャンスを掴まなければならないと感じたことをご理解いただければと思います。アルビオンは私に多くのものを与えてくれました。ここで監督を経験したことで、私はより良い人間になり、より良い監督になれたと思っています。すべての選択、決断が完璧だったわけではありません。しかし、クラブは間違いを犯し、そこから学び、改善する余地を与えてくれる環境を作ってくれました。私は常に誠実に行動し、良い人間であろうと努めてきました。そして、アルビオンもそうであることを私は知っています」
「ファンの皆さんは、トニー（・ブルーム会長）、ポール（・バーバー副会長）、デヴィッド（・ウィアTD）がいる限り、クラブは安泰だと知っています。私の後任が誰であろうと、おめでとうと言いたい。その人は、素晴らしい会長と役員に支えられ、素晴らしいチームのいる、素晴らしいクラブで働くことになります。選手たちは高いレベルでプレーしており、これからもっと良くなっていくでしょう。そして何より、サポーターがホームでもアウェイでもチームを応援してくれることでしょう」
「ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの皆さんへ。ありがとうございます。この3年間、クラブに貢献できたことは喜びであり、光栄でした。これからも皆さんの成功を祈っています。グレアム」
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