トップ争いを展開するもコースオフで後退した野左根。「あそこで行かないと優勝が難しかった」

2017年9月12日(火)21時36分 AUTOSPORT web

 全日本ロードレース選手権第7戦オートポリスで高橋巧(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)、中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)とトップ争いを展開した野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)。しかし、終盤の15周目に1コーナーでコースオフを喫して表彰台圏内から離脱。最終的には7位でレースを終えた。


 野左根は「3番手にいたんですけど、あそこで行かないと優勝することが難しくなるので、自分ではまず中須賀さんの前に出るしか方法がありませんでした」と決勝での戦いを振り返る。


「1コーナーで仕掛けて行ったんですけど、思ったよりもオーバースピードで、高橋(巧)選手にも接近しすぎたので、それを避けてアウトに出てしまいました」


 コースオフする前の周で野左根はファステストラップの1分48秒845を記録し、前を走っていた高橋、中須賀を上回る速さを見せていただけに、表彰台を逃す悔しい結果となってしまった。


 オートポリス戦の翌週9月16日から世界耐久選手権(EWC)の2017/2018シーズン開幕戦ボルドール24時間が行われる。EWCにフル参戦する野左根は、最後にボルドール24時間に向け「頑張ります」とコメントした。


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