今季無敗のビジャレアルを撃破…ベティス指揮官が胸中明かす「シックスポイントゲームでの勝利」

2022年9月12日(月)16時35分 サッカーキング

ビジャレアル戦を振り返ったペジェグリーニ監督 [写真]=Getty Images

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 ベティスを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督が、11日に行われたラ・リーガ第5節ビジャレアル戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ラ・リーガ第4節終了時点で3勝1敗のベティスは、11日に行われた第5節でビジャレアルと対戦した。今季公式戦無敗のビジャレアルを『ベニート・ビジャマリン(本拠地)』に迎えたベティスだったが、前半は守勢に回る時間が続く。それでも61分、MFルイス・エンヒキのクロスにMFロドリが合わせて先制に成功。試合はこのまま1−0で終了し、ベティスはビジャレアルをかわして3位に浮上した。

 3シーズン連続でレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、セビージャがラ・リーガ上位4チームとして、チャンピオンズリーグ(CL)に出場している。迎えた今季、CL出場圏内となる“トップ4入り”を掲げる中で、同じくCL出場を目指すビジャレアルを下したことについて、ペジェグリーニ監督は「“シックスポイントゲーム”で大事な勝利。来シーズンの欧州大会出場権獲得を目指すライバルチームのひとつはビジャレアル、と以前から選手たちと話し合ってきた。莫大な予算を持ち、大型補強を敢行してきたクラブを相手に、彼らはラ・リーガで首位争いを演じ、ここまで無失点のチームだ。ホームで勝ち点3を獲得することが、非常に重要だった」と披瀝。続けて「立ち上がりは、何度か得点するチャンスもあった。カウンターを受けた際も、ルイ・シルバが防いでくれた。前半、後半ともに非常にバランスのとれた内容」と試合を振り返った。

 また、守備力が向上していることについて触れたペジェグリーニ監督は「チームはよりアグレッシブに戦い、敵陣でボールを奪取できるようになったことで、失点数も減少している。データが全てではないけど、1年目は60失点から50失点に、2年目は40失点に減った。それでも、チャンピオンズリーグに進出するチームで、年間40失点以上するチームはほとんどない」とデータを引き合いに出しつつ、「だからこそ、私たちはチームのスタイルを変えることなく、守りに入るのではなく、敵陣でもっともっとアグレッシブに。そしてボールを失ったら全員で守り、ボールを持ったら全員でプレーすることを意識して、1試合あたりの失点数を減らしていく必要がある」とトップ4の牙城を崩すべく、意気込みを語っている。

サッカーキング

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