「タイトルを獲れるマシンを作れなければマックスは移籍する」フェルスタッペン父がレッドブル・ホンダF1に警告

2019年9月17日(火)7時45分 AUTOSPORT web

 マックス・フェルスタッペンの父ヨスが、レッドブル・ホンダがタイトルを獲得する力のあるマシンを用意できなければ、2021年以降、マックスがチームに残留する保証はないと示唆した。


 フェルスタッペンとレッドブルとの現在の契約期間は2020年末までとなっている。


「何より重要なのは、マックスがタイトルをかけて戦えるような力を持ったマシンを手に入れることだ」とヨスはZiggo Sportに対してコメントした。


「来年はレッドブルで走る。だが2021年にはあらゆる可能性がある。今の段階では何も動きはないが」


「今は2020年に集中している。しかしいずれ先のことを見ていく」


 タイトル獲得を狙うフェルスタッペン親子にとって、レッドブルを離脱する場合の移籍先候補はメルセデスかフェラーリに絞られる。


 ヨス・フェルスタッペンはメルセデスのチーム代表トト・ウォルフと親しい関係にある。一方、マックスは最近、フェラーリのシャルル・ルクレールと将来同じチームで走る可能性について言及している。

2019年F1第9戦オーストリアGPでのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)

「シャルルと僕は同じチームでもうまくやっていける」とマックスは言う。今年22歳になるふたりは、将来のチャンピオン候補とみなされている。


「ふたりとも勝つことを望んでいるが、相手を尊重する気持ちもある。対立が生まれる可能性を否定はしないけれど、メルセデスでの(ルイス・)ハミルトンと(ニコ・)ロズベルグのようなことにはならないよ」


「ルクレールのことは昔から知っている。マックスは長年彼と一緒にレースをしてきた」とヨスは語った。


「彼は速いドライバーだ。いずれハミルトン、フェルスタッペン、ルクレールの戦いが見られるようになれば、それは素晴らしいことだ。F1にとっていいことだと思う」


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