ルノーF1、パフォーマンス改善のための巨額の投資で2018年は赤字に

2019年9月17日(火)7時0分 AUTOSPORT web

 ルノーはF1チームの改善のために巨額の投資を行ってきた。その結果、2018年シーズンにはコンストラクターズ選手権で4位を獲得。これはルノーが2015年末に未公開株式投資会社であるジニー・キャピタルからチームを1ポンド(約134円)で買収して以来のベストリザルトだ。


 しかしチームの財政記録は、運営を改善するために莫大なコストがかかっていることを示している。


 2017年にチームは100万ポンド(約1億3400万円)の税引前利益を得たが、2018年には支出の増加により780万ポンド(約10億4800万円)の損失を計上した。


 売上高は7.6パーセント増の1億4660万ポンド(約197億0400万円)だったものの、スタッフ雇用とチッピング・ノートンのファクトリー改修等によるコストは1860万ポンド(約25億0000万円)増の1億5230万ポンド(約204億6900万円)に上り、収益を上回った。


 この支出にはダニエル・リカルドへの報酬も含まれており、ルノーは彼に年間1800万ポンド(約24億1900万円)を支払っているものと推定されている。


 2019年、ルノーは伸び悩んでおり、第14戦終了時点でランキング5位に位置しているが、イタリアGPではリカルドが4位、ニコ・ヒュルケンベルグが5位でフィニッシュし、1回のグランプリで合計22ポイント獲得という今季ベストの結果を出した。


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