福岡・奈良竜樹への誹謗中傷に反発!札幌の元同僚「勘違いされやすいが…」

2022年9月17日(土)12時19分 FOOTBALL TRIBE

奈良竜樹 写真:Getty Images

 アビスパ福岡所属のDF奈良竜樹(28)は今月10日、明治安田生命J1リーグ第29節・横浜F・マリノス戦で日本代表FW西村拓真(25)にスライディングタックル。西村拓真が負傷退場すると、SNSで誹謗中傷被害に遭っていた。そんな奈良竜樹に対する誹謗中傷問題をうけて、北海道コンサドーレ札幌所属MF深井一希(27)が自身の思いを綴っている。


 奈良竜樹は前半6分、自陣右サイドでパス交換に絡んでいた西村拓真に対して遅れてスライディングタックル。自身の右足で西村拓真の左足を踏みつける格好となった。また西村拓真はしばらくプレーしていたが、前半20分にプレー続行不可能に。結局前半24分に日本代表MF藤田譲瑠チマ(20)との交代を余儀なくされている。


 すると試合後にSNSを通じて奈良竜樹のプレーに対する批判が殺到。くわえて同選手への誹謗中傷も多く見受けられたことにより、両クラブのサポーターやJリーグファンによる議論が熱を帯びていた。


 またアビスパ福岡は誹謗中傷問題をうけて11日に声明を発表。「9月10日(土)に日産スタジアムで開催された『2022明治安田生命J1リーグ第29節 横浜F・マリノスvsアビスパ福岡』において、弊クラブ所属の選手プレーにより、横浜F・マリノスの選手が負傷する事案が発生いたしました。意図的ではなかったものの、危険や誤解を生みかねないプレーであり、今後改めてフェアプレーとルール遵守に努めてまいります」


 「あわせて、上記試合終了後からSNS上で弊クラブ所属選手およびその家族に対する誹謗中傷、侮蔑的な投稿、個人を攻撃する極めて悪質な投稿が散見されております。これらの投稿は、クラブとして決して看過することはできません。Jリーグのガイドラインに則り、専門家等のアドバイスをいただきながら法的措置などを視野に入れ厳正に対処して参ります」


 「Jリーグ及びJクラブは、誹謗中傷、侮蔑的な投稿、個人を攻撃する等の行為のない世界を目指しており、撲滅に向け引き続き取組んで参りますので、皆さまもぜひご協力下さいますようお願い申し上げます」とサポーターにメッセージを発信していた。


 そんな奈良竜樹は、かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)に在籍。深井一希やU18チームで同期のMF荒野拓馬(29)らとともにプレーしていた。


 深井一希はかつてのチームメイトに対する誹謗中傷が絶えない中、17日午前に自身のツイッターアカウントを更新。「奈良選手は熱く勘違いされやすい選手ですが大怪我を経験して苦しさを知ってるだけにわざと人を傷つける様な人じゃない。優しくて真面目で最高に良い人なんですよ」(原文ママ)と投稿すると、「誹謗中傷はダメ」、「激しく同意」、「深井選手が言うと説得力ある」といったコメントが寄せられている。

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