【女子野球】イチロー氏&松坂氏&松井氏との一戦「楽しもうと決めています」…高校野球女子選抜が合宿

2024年9月21日(土)17時17分 スポーツ報知

イチローチームとの試合を前に事前合宿を行った高校野球女子選抜チーム(カメラ・軍司 敦史)

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 23日に東京ドームでイチロー氏率いる草野球チーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」と対戦する高校野球女子選抜チームが21日、栃木県内で合宿を行い、レジェンドとの対戦を待ち望んだ。

 4年目となるエキシビションマッチは、これまでイチローチームの3勝。今年は松坂大輔氏に続いて新たに松井秀喜氏も参戦する。一方の高校野球女子選抜は全国13校から選ばれた3年生20人が出場する。この日は近くで行われていた女子硬式野球リーグ・ヴィーナスリーグの巨人女子チームとZENKO BEAMS戦を観戦した後に、グラウンドでポジションの確認や打撃練習など約3時間、調整した。

 8月に甲子園で行われた高校選手権決勝で戦った神戸弘陵(兵庫)の前主将・田垣朔來羽捕手と、花巻東(岩手)前主将の佐々木秋羽内野手もメンバー入り。「楽しもうと決めています」という田垣はイチロー氏の動画を見て研究したそうで、「変化球のキレがいいので、真っすぐ一本に絞ります」と対策を明かすと、佐々木は「(イチロー氏から)打ちたいけれど、とりあえず出塁できたら小技を使ってみたい。盗塁とか」と対戦を待ち望んだ。2人とも松井氏の現役時代は知らないが、佐々木は5敬遠された星稜での試合動画を見たことがあると明かして「(当時同じ高3なのに)すごいバッター、すごいイメージ」と印象を語る。そんなレジェンドと試合出来る夢のステージを控えて「自分たちが活躍して、もっと女子野球広がれば」と目を輝かせた。

 指揮をとる侍ジャパン女子代表の中島梨紗監督は、マシンを使った事前練習が出来たことで「イチローさんの(130キロ近い)ボールに食らいついてもらえれば」と期待。「(レジェンドを)間近で見られるだけでもすごいこと、3敗しているので、イチローさんから2本、3本ヒットを打って点数とりたいです」と、意気込みをみせた。

スポーツ報知

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