西武・源田 前代未聞のトラブル噴出でささやかれる「流出危機」と「狙う球団」

2022年9月23日(金)11時50分 ココカラネクスト

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 CS進出に向けシーズン終盤の熱い戦いを繰り広げている西武に前代未聞のトラブルが勃発している。

 21日の文春オンラインで報じられたのは西武のキャプテン源田壮亮内野手(29)の妻で、元乃木坂46メンバーの「衛藤美彩」に対して同僚妻がSNSによる数々の誹謗中傷を行っていたというもの。この件に関してはシーズン中のミーティングで選手、関係者に対して説明も行われたという。

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 この記事を受けて源田も反応。自身のインスタグラムに事の経緯を改めて説明、その上で「当該選手から野球を奪わないで欲しい」と相手の選手を思いやる姿勢も見せた。

 源田といえば俊足好打、中でも守備のスペシャリストで知られる。遊撃手として球界屈指の守備力を誇り、キャプテンを務めるなどチームの精神的な支柱としても貢献している。

 前代未聞の騒動が現在CS争いを繰り広げているチームに与える影響も心配されているが、「その先」を指摘する声も上がる。

 「今回の一件はSNSによる誹謗中傷を同僚妻が起こしていたという衝撃的な結末。いくら源田本人が選手本人に処罰を与えないでほしいといっても、2人が今後も同じチームではプレーできないだろう。さらに源田本人も来季はFA権を獲得する。球団の対応に不信感を抱くようなことがあれば、チームを出ることになるのではないか」(球界関係者)

 西武をめぐっては、今季の春先にも女性問題を起こした若手選手に処分を課すなど、風紀の乱れが指摘されていた。

 一時は首位を走っていたチームも当該のミーティングが行われて以降の9月に入ってからは7連敗を含む4勝12敗と急失速している。渡辺GM含め、球団フロントが問題解決へどのような手を打つのかにも注目が集まっている。

 現在はチームのキャプテンを務める源田も順当にいけば、来季は国内FA権を取得する見込み。仮に来季、FA宣言を行えば、多くの球団を含む争奪戦になるとも見られている。

 「特に遊撃ポジションを埋めることが急務の巨人は確実に手をあげるのではないでしょうか。セカンドを守る吉川と、球界屈指の二遊間も期待できる」(同)

 今季特に衰えが目立つ坂本の「穴」を埋める存在として、水面下で注目が高まっているというのだ。

 SNS時代だから起こったともいえる今回のトラブル。果たしてソフトランディングできるのか。常勝軍団が揺れている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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