岐阜、38歳GK高木義成が今季限りで現役引退…2006年にはJ2でゴールも
2017年9月27日(水)16時53分 サッカーキング
高木は1979年5月20日生まれの38歳。国士舘大学から2000年にヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)に加入し、プロキャリアをスタートさせた。2006年には自陣からのFKがそのまま相手ゴールに吸い込まれる形でゴールも記録している。2009年まで同クラブに所属していた高木だが、2010年には名古屋グランパスへ完全移籍。2015シーズンまで名古屋に在籍し、2016年より岐阜でプレーしている。
岐阜移籍1年目の昨季は2016明治安田生命J2リーグで31試合に出場したが、今季はここまで試合出場の機会がなかった。通算成績はJ1で123試合出場0得点、J2で115試合出場1得点。
高木は岐阜のクラブ公式HP上にコメントを掲載。ファン・サポーターに現役引退を報告するとともに、残りわずかとなった現役生活への意気込みを語っている。
「FC岐阜を始め、高木義成に関わっていただいたすべての皆様へ」
「この度、私、高木義成は今シーズンを持ちまして引退することを決意したことをここにご報告いたします。2000年から始まった私の重力との戦い、飛んでくるボールからネットを守る戦いも、はや18シーズンとなりました」
「そろそろこの大きくなってしまった背中を叩いてやりたいと、思い、悩み、迷い、決断いたしました。大木監督が僕らに向けて言ってくれる『ミラクル岐阜』を残り2か月、信じて体現し、今シーズンのFC岐阜の目標に向かって戦っていきます。そして、笑ってシーズンを終え、勇退したいと思います。今後とも変わらぬご支援、ご声援よろしくお願いします」
また、同選手は自身の公式ツイッター上にも現役引退に際して以下のようにコメントを投稿した。
「今シーズン終了をもちまして、引退することをご報告させていただきます。 ヴェルディ、グランパス、FC岐阜。 素晴らしいチームメイト、スタッフ、ファンサポーターに恵まれたサッカー人生。あと少しだけお付き合い下さい。 ミラクルは起きるのでなく起こすもの!! 高木義成38歳」