リーガ全20クラブを対象にアンケート…ファンが選ぶ“ザ・ベスト”はどの選手!?

2019年9月27日(金)17時5分 サッカーキング

『マルカ』実施の読者アンケートで選ばれた、クラブごとの年間最優秀選手“ザ・ベスト”たち [写真]=Getty Images

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 FIFA(国際サッカー連盟)は23日、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2019』の各賞を発表し、男子年間最優秀選手賞にはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが選出された。

 これを受けて、スペイン紙『マルカ』は読者アンケートを実施。今季のリーガ・エスパニョーラに在籍する全20クラブを対象に、「年間最優秀選手“ザ・ベスト”に値するプレーヤーは誰なのか」をファンに問い、その結果をクラブ別に公表した。

 以下、並びはクラブ名のアルファベット順。カッコ内は得票率になる。なお、得票率が明らかにされていない選手が何人か存在する。

■アラベス

『ザ・ベスト』 GKフェルナンド・パチェコ(36%)
2位 MFホニー(29%) *現ラツィオ所属

昨季後半、乾貴士が所属したアラベスで『ザ・ベスト』に輝いたのは、“不動の守護神”パチェコだった。

■アスレティック・ビルバオ

『ザ・ベスト』 FWイニャキ・ウィリアムス(63%)
2位 MFラウール・ガルシア

アスレティック・ビルバオの『ザ・ベスト』は、“9番”のI・ウィリアムス。今年8月には、9年間の契約延長合意が発表されて大きな話題を呼んだ。

■アトレティコ・マドリード

『ザ・ベスト』 GKヤン・オブラク(70%)
2位 FWアントワーヌ・グリーズマン(18%) *現バルセロナ所属

アトレティコ・マドリードの『ザ・ベスト』は、堅守の象徴とも言えるオブラク。バルセロナへ移籍したグリーズマンが2位に入った。

■バルセロナ

『ザ・ベスト』 FWリオネル・メッシ(81%)
2位 GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(14%)

バルセロナの『ザ・ベスト』はやはりメッシだった。大差がついたものの、不動の地位を築くテア・シュテーゲンが2位にランクイン。

■ベティス

『ザ・ベスト』 MFジオヴァニ・ロ・チェルソ(57%) *現トッテナム所属
2位 セルヒオ・カナレス(22%)

ベティスのトップ2を独占したのは、2人のレフティー。昨季、一躍ブレイクを果たしたロ・チェルソが1位、ケガからの完全復活を遂げたカナレスが2位だった。

■セルタ

『ザ・ベスト』 FWイアゴ・アスパス(90%)
2位 FWマキシ・ゴメス(5%) *現バレンシア所属

セルタの象徴とも言えるアスパスが圧倒的な支持を集めた。得票率90%は、今回のアンケートの“ベスト”スコアでもある。

■エイバル

『ザ・ベスト』 MFジョアン・ジョルダン(41%) *現セビージャ所属
2位 DFマルク・ククレジャ(40%) *現ヘタフェ所属

昨季、チームの大黒柱として活躍したジョルダンが僅差で『ザ・ベスト』に。乾の後釜としても輝きを放ったククレジャは惜しくも2位だった。

■エスパニョール

『ザ・ベスト』 FWボルハ・イグレシアス(79%) *現ベティス所属
2位 DFマリオ・エルモーソ(13%) *現アトレティコ・マドリード所属

昨季にリーガで17ゴールを挙げ、ヨーロッパリーグ出場権獲得の立役者となったB・イグレシアスが『ザ・ベスト』に。エスパニョールで大きな飛躍を遂げたエルモーソが2位だった。

■ヘタフェ

『ザ・ベスト』 FWハイメ・マタ(38%)
2位 FWホルヘ・モリーナ(29%)

今年3月、30歳にしてスペイン代表デビューを飾ったJ・マタがヘタフェの『ザ・ベスト』。37歳でリーガ1部での自己最多得点記録を更新したモリーナも2位に入った。

■グラナダ

『ザ・ベスト』 FWアントニオ・プエルタス(40%)
2位 FWアルバロ・バディージョ

9月21日のバルセロナ戦で先制点を演出したプエルタス、同じ試合で2点目を決めたバディージョがトップ2を独占した。

■レガネス

『ザ・ベスト』 FWユセフ・エン・ネシリ(39%)
2位 GKイバン・クエジャル(24%)

レガネスの『ザ・ベスト』に選出されたのは、昨季のリーガでチーム最多9ゴールを挙げて残留に貢献したエン・ネシリだった。

■レバンテ

『ザ・ベスト』 MFホセ・ルイス・モラレス(76%)
2位 MFホセ・カンパーニャ(8%)

30歳を過ぎてキャリアのピークを迎えるモラレスがレバンテの『ザ・ベスト』。中盤の舵取り役を担うカンパーニャが2位に入った。

■マジョルカ

『ザ・ベスト』 MFサルバ・セビージャ(44%)
2位 MFラゴ・ジュニオル(34%)

久保建英が所属するマジョルカの『ザ・ベスト』は、今年6月の1部昇格プレーオフで大車輪の働きを見せたセビージャ。2位は昨季のチーム最多得点を記録したジュニオルだった。

■オサスナ

『ザ・ベスト』 MFロベルト・トーレス(46%)
2位 MFルベン・ガルシア(25%)

オサスナの『ザ・ベスト』に輝いたのは、カンテラ出身の“背番号10”、R・トーレスだった。8月31日のバルセロナ戦では、王者相手に2ゴールを奪う活躍を見せた。

■レアル・マドリード

『ザ・ベスト』 FWカリム・ベンゼマ(47%)
2位 GKケイラー・ナバス(33%) *現パリ・サンジェルマン所属

レアル・マドリードで最多の支持を集めたのは、開幕から絶好調のベンゼマ。今夏、惜しまれながら退団したK・ナバスが2位に入った。

■レアル・ソシエダ

『ザ・ベスト』 FWミケル・オヤルサバル(74%)
2位 FWウィリアン・ジョゼ(16%)

背番号10を背負う、“ラ・レアル”期待の星、オヤルサバルが圧倒的な支持を集めて『ザ・ベスト』に選出された。

■セビージャ

『ザ・ベスト』 MFパブロ・サラビア(32%) 現パリ・サンジェルマン所属
2位 FWウィサム・ベン・イェデル(31%) 現モナコ所属

セビージャのトップ2は、今夏に揃ってリーグ・アンへと旅立ったアタッカー2人。それだけ多くのファンに強い印象を与えたと言える。

■バレンシア

『ザ・ベスト』 MFダニエル・パレホ(52%)
2位 FWロドリゴ・モレノ(40%)

バレンシアのトップ2は、チームの大黒柱にしてキャプテンを務めるパレホと、ファンの願いが叶って残留を果たしたロドリゴだった。

■バジャドリード

『ザ・ベスト』 GKジョルディ・マシップ(27%)
2位 MFオスカル・プラノ(21%)

2017年のバルセロナ退団後、バジャドリードで不動の地位を築くマシップが『ザ・ベスト』に。2位は背番号10をつけるプラノだった。

■ビジャレアル

『ザ・ベスト』 MFサンティ・カソルラ(68%)
2位 MFサムエル・チュクウェゼ(18%)

選手生命の危機から古巣で鮮やかな復活を遂げたカソルラが、ビジャレアルの『ザ・ベスト』に。そのカソルラとは14歳差、カンテラ育ちのチュクウェゼが2位に入った。

(記事/Footmedia)

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