無得点のエクアドル戦にブラジルメディアがシビアな見解!南野は「フォローできず」、古橋は「幽霊のようだった」

2022年9月28日(水)14時43分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

  サッカー日本代表は9月27日、エクアドル代表と国際親善試合を行い、0−0で引き分けた。ドイツ遠征2戦目となったこの試合、森保一監督はアメリカ戦のスタメンから11人全員を入れ替えて挑んだ。

 試合序盤から押し込まれる場面が続くも、スコアレスのまま試合を折り返した日本は後半、三笘薫のドリブルや、上田綺世が身体を張ってチャンスを作るも、相手ゴールをこじ開けることは出来なかった。

【動画】気迫のPKストップ!チームを救ったシュミット・ダニエルのビッグセーブをチェック


 試合終盤、日本ペナルティエリア内で谷口彰悟がミカエル・エストラーダを倒し、PKを与えてしまう。しかし、このピンチは、GKシュミット・ダニエルがPKをストップし、失点を逃れている。試合はその後もスコアレスのまま進み、0−0のドローに終わった。

 11月のカタール・ワールドカップに向け、最終メンバー決定前の最後の対外試合だったものの、やや不完全燃焼で終わった日本代表。この試合の内容については、ブラジルメディア『globo.com』でも厳しい評価を与えているようだ。

 同メディアは「控え選手やディフェンスにとって良いテストになった。これだけメンバーが変わっても、全体的にディフェンスはよく機能していた」として、無失点に抑えた守備陣を評している。

 さらに、PKを防いだシュミット・ダニエルには「シュミットだけがワールドカップ招集を確保した。このパフォーマンスは、モリヤス監督がカタールで誰を先発起用するのかに疑問を投げかけることになるかもしれない」として、本大会メンバー入り確実と言及した。

 一方、攻撃陣にはシビアなコメントが並んだ。記事の中で「センターフォワードのポジションについては、まだ答えが出ていない。問題は攻撃で、カオル・ミトマだけが危険で、タクミ・ミナミノはフォローできず、キョウゴ・フルハシは幽霊のようで、リツ・ドウアンは守備的な役割を担わされた」と指摘。

 さらに南野のチーム内の位置付けについては「中盤の左サイドと、ダイチ・カマダがファーストチョイスとなったセントラルMFの両方で先発の座を失うことになった。今日もまた期待を裏切り、ほとんどの競り合いに敗れた」と綴っている。

 その上で「攻撃に関しては、まだ誰も保証していない。フルハシとウエダは納得のいくプレーができず、アサノは怪我からの復帰が間に合わない。そのため、モリヤス監督は結局、ユウヤ・オオサコの招集を選択することになるかもしれない」と見解を述べた。

 攻撃陣の迫力不足が浮き彫りとなった今回のドイツ遠征。本大会を目の前にしながらも、レギュラー決定とはならなかったようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「エクアドル」をもっと詳しく

「エクアドル」のニュース

「エクアドル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ