フィオレンティーナ、“新10番”N・ゴンサレスと契約延長! 新契約は2028年夏まで

2023年9月28日(木)0時42分 サッカーキング

フィオレンティーナで背番号「10」を託されたニコラス・ゴンサレス [写真]=Getty Images

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 フィオレンティーナは26日、同クラブに所属しているアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスと新契約を締結したことを発表した。新契約の期間は2028年6月30日までと伝えられている。

 N・ゴンサレスは1998年4月6日生まれの現在25歳。母国のアルヘンティノス・ジュニオルスのアカデミーで育ち、昇格直後からトップチームの主力として活躍した。アルヘンティノス・ジュニオルスでは公式戦通算47試合の出場で11ゴールを挙げ、2018年夏にシュトゥットガルトへ完全移籍。両サイドのウイングからセンターフォワードまでこなす万能アタッカーとして活躍し、欧州上陸1年目は33試合のピッチに立って2ゴール4アシストを記録した。クラブは降格の憂き目を見たものの、N・ゴンサレスは残留を決意し、ブンデスリーガ2部で27試合に出場して14ゴール3アシストをマーク。同シーズンは1年での1部復帰に大きく貢献したが、翌シーズンは負傷の影響でシーズン後半戦ほとんどの期間を棒に振ってしまう。最終的にはわずか17試合の出場で6ゴール2アシストという成績にとどまり、シーズン終了後にフィオレンティーナへの完全移籍を決断した。

 フィオレンティーナでは両ウイングを主戦場として、初年度は公式戦39試合出場8ゴール9アシストを記録。昨季は公式戦42試合のピッチに立ち、14ゴール5アシストをマークした。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では全15試合中11試合に出場し、クラブの決勝進出に貢献。決勝戦ではウェストハムに敗れてタイトルを逃したが、N・ゴンサレス自身は67分に同点ゴールを演出していた。

 今シーズンからは背番号が「10」に変更。かつて元ポルトガル代表MFマヌエル・ルイ・コスタ氏が長らく背負い、2004−05シーズンには元日本代表MF中田英寿氏も着用したエースナンバーを託された。今季はここまで公式戦7試合のピッチに立って4ゴールを挙げ、個人として好スタートを切っている。チームもセリエA第5節終了時点で3勝1分1敗と上々の滑り出しだ。

 また、シュトゥットガルト在籍時の2019年10月にはアルゼンチン代表デビューを飾った。コパ・アメリカ2021は主力として5試合のピッチに立ち、優勝に大きく貢献。FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにも招集されていたものの、負傷の影響で欠場を強いられた。これまでにアルゼンチン代表では25試合出場5ゴール2アシストを記録している。


【画像】フィオレンティーナがニコラス・ゴンサレスとの契約延長を発表

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