「常識を疑って」新スタイルに挑戦した桑田監督率いる巨人2軍が2位フィニッシュ「やりきってくれた」

2024年9月30日(月)5時50分 スポーツ報知

セレモニーを終え、ファンに手を振る桑田2軍監督(中央)ら

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◆イースタン・リーグ 巨人3ー6日本ハム(29日・ジャイアンツ)

 巨人の桑田真澄2軍監督(56)が29日、今季の戦いを総括した。2軍はイースタン最終戦となった日本ハム戦(G球場)に敗れ、69勝52敗9分けのリーグ2位で今季日程を終了。2年連続Vは逃したが、「供給、調整、育成」を掲げて4年ぶりのリーグVを果たした1軍を支えた1年を、「春のキャンプから新しいことに取り組んでもらった。選手たちには戸惑いもあったと思うけど、しっかりとやりきってくれた」と評価した。

 練習法、試合への入り方などあらゆる面で「常識を疑って」新たなスタイルに挑戦。ミーティング文化を根付かせたほか、コーチ陣には練習メニューやスタメンを決定させ、野球を深く理解するための勉強会で使う資料作りを任せるなど、指導者側の成長も目指してきた。「コーチ陣にも無理難題をお願いした。葛藤もあったと思うが、よくやってくれた」と頭を下げた。

 今後、みやざきフェニックス・リーグで実戦を重ねる2軍ナインには、1軍での活躍に不可欠な目標から逆算する思考を求めていく。「選手たちは確実に成長している。近い将来、1軍で活躍してくれることを信じています」。巨人の未来を背負う“金の卵”に情熱を注ぐ日々が続いていく。(小島 和之)

スポーツ報知

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