ホンダ 全日本ロードレース第8戦岡山 レースレポート

2018年10月1日(月)11時34分 AUTOSPORT web

Round08
岡山県/日本岡山国際サーキット
JSB1000 予選
2018年9月29日(土)〜30日(日)


台風の影響で日曜日の決勝は中止。高橋裕紀がトップタイムをマーク。高橋巧は3番手タイム


 全日本ロードレース選手権第8戦が岡山県岡山国際サーキットで行われる予定でしたが、台風24号の影響で、開催が危ぶまれたままレースウイークに入りました。金曜日のフリー走行は晴天に恵まれ秋晴れの青空が広がりましたが、予選日、決勝日は雨予報のため大会組織委員会から「予選は通常通りに行い、決勝に関しては、最新の天気予報を確認の上で発表する」とされました。


 金曜日には午前午後と2回の走行を行い、総合トップは野左根航汰(ヤマハ)、高橋巧(Team HRC)は4番手、8番手に清成龍一(KYB MORIWAKI MOTUL RACING)、9番手にザクワン・ザイディ(Honda AsiaDream)10番手に高橋裕紀(KYB MORIWAKI MOTUL RACING)、11番手に水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)が付けました。

高橋裕紀(KYB MORIWAKI MOTUL RACING)

 予選は雨天となり、ノックアウト方式の予選が行われますが、Q1終盤に赤旗が提示され、そのままセッションは終了。赤旗前の上位10人がQ2に進みます。高橋巧は4番手、高橋裕紀が5番手、清成が6番手でそれぞれQ2に進出しました。Q2も強い雨が降り、雨量が変化する難しいコンディションで、高橋裕紀がトップタイムをマークし、JSB1000参戦後、初のポールポジションを獲得しました。3番手に高橋巧が付け、清成は6番手となりました。水野は15番手、日浦大治朗(Honda Suzuka Racing Team)は16番手、秋吉耕佑(au・テルル MotoUP RT)は17番手で予選終了となり、その後、決勝スケジュール中止の発表がされ、レギュレーションに従い、予選結果に応じてハーフポイントが付くことになりました。


■コメント


高橋裕紀(JSB1000 予選1番手)


高橋裕紀(KYB MORIWAKI MOTUL RACING)

「ウエットコンディションでは調子がよかったので走り込み中心に走行して、Q2に進めるように持って行きました。今回は、上位陣とは違うタイヤ、サスペンションや、電子制御など含めて、悪天候の中でも気持ちよく乗れるバイクをスタッフが作ってくれたおかげでトップタイムを出せたと思います。ピレリタイヤ特融のや柔らかいタイヤが、路面温度とマッチしたので、決勝を走りたかったです、最終戦も、しっかりと戦いたい。みんながポールポジションを、とても喜んでくれたことがうれしかったです。また、安全第一に考え、決勝レース中止を素早く判断してくれた岡山国際に感謝しています」


高橋巧(JSB1000 予選3番手)


高橋巧(Team HRC)

「事前テストから、思うようなセットが出せずにいました、岡山国際のコーナーに合わせたセッティングが難しく苦心していましたが、テストよりもレースウイークに入ってからの方が走りやすかったです。ドライでもよくなったと思っていたのですが、雨の予選になり、ここでもQ2では、じっくり走りながらタイムを上げて行き、最後はいいフィーリングを得ることができたので、トップを狙いましたが、届かずに終わりました。決勝は中止になり、残念ですが、安全を考えての判断なので、最終戦へと気持ちを向けて、優勝を目指します。鈴鹿は、このマシンで、一番走り込んでいるサーキットなので、しっかりと挑んでいきます」


宇川徹


「オートポリスから岡山国際まで、マシンが大きく変わることはありませんが、タイヤ選択など準備をして事前テストを走りました。天候不順でしたが、調子は悪くなく、レースウイークでも自己ベストを更新していますし、雨は得意なので、上位を狙っての予選でした。Q2では、セット違いのマシンに乗り換え、フィーリングもよくなったようでしたが、後、一歩届かずで残念でした。大きくポイントが離れていますが、ランキング2位ですので、最終戦では、チームとして、しっかりサポートして優勝に向けて後押しできるようにします」


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