井上尚弥が米老舗ボクシング誌の「最も影響力のある50人」に選出!「日本人への見方を変えている」と功績を激賞

2023年10月3日(火)16時45分 ココカラネクスト

向かうところ敵なしの井上。最近ではターゲットとして名前を挙げられる機会も増えている(C)Getty Images

 米国内で老舗ボクシング誌として知られる『Ring』が現地時間9月30日(日本時間10月1日)、公式サイト上で「ボクシング界で最も影響力のある50人」と銘打ったトピックを配信した。文字通り、世界のボクシングシーンにおいて、さまざまな分野で強い影響を与えたとされる人物50人が取り上げられており、リング上の主役であるボクサーをはじめ、リングアナウンサーやプロモーター、マッチメイカー、トレーナーなど、これまでボクシング界を支えてきた50人を独自に選出している。

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 そして、11人が紹介されたボクサーの中には、やはりこの男が名を連ねた。全ジャンルを通じて日本人として唯一、選ばれているのが「モンスター」井上尚弥だ。

 今年7月には自身にとって、新たな階級となるスーパーバンタム級デビューを果たし、スティーブン・フルトン(米国)を破り、WBO・WBCの2本のベルトを手にした。試合内容でも前王者を圧倒し、強さをみせつけた見事な王座戴冠となった。さらに、試合後にはWBA・IBF同級王者であるマーロン・タパレス(フィリピン)との4団体統一戦実現を誓い合う姿もみられ、すでに12月の国内開催が有力とも伝えられている。

 はやくも2階級での4団体王座統一も視野に入れている井上に対し、『Ring』による評価も極めて高い。

 同メディアは「ナオヤ・イノウエがボクシング界に与えた影響は、リング上での輝きにとどまらない。イノウエはパウンド・フォー・パウンドのコンテンダーである以上に、日本ボクシング界のムーブメントであり、ほとんど独力で日本人の階級やボクサーに対する見方を変えてきた」とこれまでの功績を評した。

 さらに、25勝22KOという戦績や、現在4試合連続で日本のリングで対戦相手を迎え撃ち、タイトルマッチで勝利してきていることも紹介しながら「イノウエは日本ボクシング史上最大の世界的な人気者かもしれない。この30歳は競争相手を粉砕し、日本のボクシングの見方を変えている」と綴っている。

 ボクサーでは他にもサウル・カネロ・アルバレスやタイソン・フューリー、テレンス・クロフォードといった各階級の名だたるチャンピオンが選出されており、リングアナウンサーとしてジミー・レノンJr、プロモーターではボブ・アラムといった「重鎮」も紹介されている。

 リング上で眩い輝きとインパクトを放ち続けている井上は、後世に語り継がれる存在であることは間違いないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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