「日本が激怒した」日本戦で暴徒化の北朝鮮に海外メディアで波紋続く「全世界が怒りと不可解さを覚えている」【アジア大会】

2023年10月5日(木)7時0分 ココカラネクスト

日本の若き精鋭たちが受けたレイトタックルの数々に批判の声が止まらない。(C)Getty Images

 国際的な注目を集める舞台で繰り広げられた北朝鮮の暴挙。彼らの傍若無人な振る舞いに対する余波は、いまだ収まる気配がない。

 物議を醸し続けているのは、中国・杭州で開催されているアジア大会、日本との男子サッカー準々決勝で起きた騒動だ。

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 2-1で日本が制したこの試合は、北朝鮮側に6枚のイエローカードが提示されるなど、荒れ模様。72分には、日本のスタッフが持っていたバッグから給水ボトルを奪おうとしたキム・ユソンが、拳を振り上げて殴りかかるような素振りを見せるシーンもあった。

 ただ、北朝鮮イレブンが世界的なバッシングを受けるに至ったのは、試合後の行動が理由だ。試合終了直後、レフェリングに不満を抱いた選手たちが一斉に審判団を取り囲むように肉薄。ヒートアップした数人がルスタム・ルトフリン主審に手をあげようと迫った。

 最終的に焦った大会スタッフが制止し、事なきを得た。だが、試合中のラフプレーの数々を含め、北朝鮮には批判が殺到。一連の行動については日本サッカー協会(JFA)も抗議の意思を示しており、10月3日にはアジアサッカー連盟(AFC)と国際サッカー連盟(FIFA)に意見書を提出したと明らかになった。

 4日の記者会見で日本のA代表を指揮する森保一監督が「激しく厳しい局面の戦いがすごくあると思っていて、日本の選手がレイトタックルなどで怪我をしなければいいと思った」と言及した騒動は、国内外でいまだ波紋を広げており、北朝鮮への批判は続いている。

「北朝鮮の悪質な“ギャングサッカー”に日本が激怒した」

 そう記すのは、韓国メディア『OSEN』だ。

 同メディアはJFAの意見書提出を受け、「日本はFIFAに強力な処分を求め、サッカーが生まれたイギリスでも批判の対象となっている」と指摘。そのうえで「サッカーの試合では対立がある。我々の行動は受け入れられると思う」と自軍を擁護した北朝鮮のシン・ソンナム監督のコメントを流用し、「北朝鮮はまったく反省がない。監督は選手たちの暴力行為を擁護し、さらなる物議を醸している」と論じ、次のように続けた。

「試合中、北朝鮮の選手たちは露骨に日本の選手たちにファウルを犯していた。ボールを見ずに足にタックルを見舞う選手もいたぐらいだ。イエローカードは6枚も出たが、なぜレッドカードが出ないのかが不思議なぐらいだった。彼らのスポーツマンシップの欠片もない行動には全世界が怒りと不可解さを覚えている」

 なお、北朝鮮との“危険な戦い”を制した日本は、4日の香港戦で4-0と快勝。決勝進出を決めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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