山本由伸を巡って異例の“巡礼”!? ジャイアンツ編成部長が大谷翔平とのW獲りを明言「間違いなく世界で一番の投手だ」
2023年10月6日（金）12時30分 ココカラネクスト
日本球界では敵なしと言っても過言ではない山本。そんな25歳には熱視線が注がれている。(C)Getty Images
名門から熱視線が注がれている。現地10月5日、ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長が、今オフにポスティングシステムによるメジャー移籍が有力視される山本由伸（オリックス）の獲得を明言した。
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アジア球界で名を馳せる若き逸材だ。今季の山本は23先発で16勝（6敗）、防御率1.21、WHIP0.88などNPBを席巻。3年連続の投手4冠も濃厚となっている日本球界が誇るエースと言っていい。今オフのポスティングが有力視され、移籍金は2億ドル（約297億円）とも言われている。
そんな25歳の怪腕に興味津々のザイディ氏は、出演したポッドキャスト番組『Giants Talk』に出演。まず、山本について「球団幹部たちがヤマモトを巡って日本を“巡礼”をしているよ。彼は間違いなく世界で一番の投手の1人だ。大袈裟に聞こえるかもしれないが、そうではない」と絶賛。そして「類まれな運動能力、持ち球、制球のコンビネーションの全てがいい。目を見張るような成績も素晴らしいが、ハイレベルで狙ったところに球を投げることができる。多くのポジティブな要素を持った投手だ」と太鼓判を押した。
また、ザイディ氏は、今オフのFA市場における“目玉”とされる大谷翔平（エンゼルス）の獲得にも言及。以前から関心が伝えられる二刀流スターについて、敏腕幹部は「すべてはバランスだ」と指摘。さらにほのめかした。
「もしも、我々が満たすようなニーズに合う選手がいれば、我々は常にオープンだ。誰もが投手を欲しがっていて、強打者を欲しているとは思うけどね」
山本と大谷はともに競合相手が多く、同時獲得は容易ではない。必要とされる資金面を考えても、相当なネゴシエーションスキルが求められる。そうした状況をふまえ、サンフランシスコで侍ジャパンを支えた偉才たちが揃うのかは興味深く見守りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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