いよいよ14日開幕 セ・リーグCSファーストステージの「投打のキーマン」とは(DeNA編)
2023年10月9日(月)14時29分 ココカラネクスト
バウアーの復帰登板の行方も注目となりそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
CSファーストステージがいよいよ10月14日に開幕する。2位、3位チームどうしがファイナルへの進出を目指してぶつかる熱い戦いではセ・リーグ3位のDeNAから、投打のキーマンに注目してみる。
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まず投手ではサイ・ヤング賞右腕、トレバー・バウアー投手の復帰登板の行方が一つのポイントとなりそうだ。
9月1日に「右腸腰筋遠位部損傷」で出場選手登録を抹消されると懸命なリハビリ、トレーニングに励み状態を戻してきた。今月6日に行われたライブBPでも状態の良さをアピール、登板後も大きな不安はなかったことから順調なステップを踏んでいる。
米メジャーから日本球界へ電撃移籍となった今季は19試合に登板し、2完投を含む10勝4敗。特に勝利へ向かうモチベーションは非常に高く、ときに球場のファンを巻き込んでの熱いパフォーマンスも話題を呼んだ。
CSファーストの先発は今季リーグ最多勝の東克樹、最多奪三振をマークした今永昇太の両左腕エースが決定的。仮に3戦目までもつれることがあれば、バウアーの〝熱投〟の出番もありそうだ。
野手では広島の本拠地・マツダスタジアムで相性の良さを示している大田泰示に注目したい。
今季の大田は打率・217、4本塁打、15打点。一方、対広島戦の打率は・321、特にマツダスタジアムにおいては打率.471と打ちまくっている。
広島県福山市出身と大田にとっては地元でもある。右有鈎骨骨折で離脱した佐野に代わってCSファーストステージでも先発起用が濃厚となっている大田が存在感を発揮できれば、目指すCSファイナル進出にもチームの大きな力となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]