ペドリが決勝弾! バルサがラ・リーガ7連勝でクラシコへ…セルタは終盤猛攻も実らず

2022年10月10日(月)6時33分 サッカーキング

ペドリが決勝ゴール [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ラ・リーガ第8節が9日に行われ、バルセロナがホームにセルタを迎えた。

 ここまでラ・リーガ7連勝とほぼパーフェクトに近いシーズンを過ごしているバルセロナ。一方、直近のチャンピンズリーグ(CL)ではインテル相手に0−1で敗れ、グループステージ第3節を終えた段階で2敗と苦しんでいる。この試合が終わったらインテルとのリターンマッチ、そして“エル・クラシコ”が控えているため、勢いに乗るためにもホームで白星を掴みたい。一方、セルタは前節のベティス戦で3試合ぶりの勝利を飾っており、バルセロナを撃破して連勝を狙う。

 バルセロナは直近のCLインテル戦からスターティングメンバーを4名変更。負傷者が相次いでいる最終ラインには右からアレハンドロ・バルデ、ジェラール・ピケ、マルコス・アロンソ、ジョルディ・アルバが並び、フェラン・トーレスはラ・リーガ3試合ぶりのスタメン出場を飾った。一方、セルタはベティス戦から2名を入れ替えてこの試合に臨む。イアゴ・アスパスは2試合ぶりの先発出場となった。

 試合は序盤からバルセロナがボールを保持して押し込む展開に。10分にはセットプレーのショートパスからハフィーニャがロングシュートを狙うも、GKのセービングに阻まれる。13分にはセルヒオ・ブスケツのダイレクトパスに反応したF・トーレスがボックス内から右足で狙ったが、再びGKアグスティン・マルチェシンが立ちはだかった。

 それでもバルセロナは17分に先制に成功。左サイドでF・トーレスからの落としを受けたJ・アルバが背後のスペースへボールを送ると、抜け出したガビがダイレクトで折り返す。クリアが中途半端となったところをペドリが見逃さず、左足でゴールネットを揺らした。

 その後もバルセロナが主導権を握ったものの、追加点は生まれずに折り返した後半、セルタが多くの決定機を作り出す。47分にはJ・アルバのパスをカットしたところからオスカル・ロドリゲスが持ち運ぶ。アスパスに預けてゴール前へ走り込み、ボックス内で再びパスを受けて右足シュート。フリーで迎えた決定機だったが、シュートは枠を外れてしまった。

 69分にもセルタ。ゴールキックから左サイド高い位置をとっていたハビ・ガランにボールが渡ると、対峙したバルデをかわして中央のアスパスへ。アスパスは相手を引きつけてスルーパスを送ると、ボックスのニアゾーンに侵入したガランが強烈な左足シュート。こぼれたところをヨルゲン・ストランド・ラーセンが押し込んだものの、ガランのポジションがオフサイドだったため得点は認められず。

 猛攻を続けるセルタは84分、右サイドへのロングボールを頭でボックス内に繋ぎ、最後はアスパスがビッグチャンスを迎えたが、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの好セーブに阻まれる。後半アディショナルタイムには左サイドの崩しからゴンサロ・パシエンシアがシュートを狙うも、ポストを直撃。直後にはカルレス・ペレスのミドルシュートが枠を捉えたものの、GKテア・シュテーゲンがビッグセーブを見せた。

 試合はこのままタイムアップ。バルセロナは押し込まれた終盤を耐え凌ぎ、ラ・リーガ7連勝を飾った。一方、セルタは波状攻撃を得点に結びつけることができず。悔しい2試合ぶり黒星となった。

 次節、バルセロナはミッドウィークのCLを挟んで、16日に敵地でレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に臨む。一方、セルタは16日に久保建英が所属しているレアル・ソシエダをホームに迎える予定だ。

【スコア】
バルセロナ 1−0 セルタ

【得点者】
1−0 17分 ペドリ(バルセロナ)

サッカーキング

「クラシコ」をもっと詳しく

「クラシコ」のニュース

「クラシコ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ