GTワールドチャレンジ・ヨーロッパで2022年からクラス変更。ドライバーカテゴライズも変更へ

2021年10月11日(月)14時22分 AUTOSPORT web

 10月10日、世界的にGT3/GT4等のレースを開催しているプロモーターのSROモータースポーツ・グループは、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパが開催されているスペインのバルセロナでプレスカンファレンスを開催し、このなかで2022年のGTワールドチャレンジ・ヨーロッパから、ドライバーカテゴライズの基準を変更すると発表した。


 GT3カーで争われるGTワールドチャレンジ・ヨーロッパは、参戦するドライバーの組み合わせでプロカップ、プロ-アマカップ、シルバーカップ、アマカップなどのクラスが設けられており、参戦するドライバーはFIAドライバーカテゴライズに従い、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズと分けられていた。


 2022年からGTワールドチャレンジ・ヨーロッパでは、アマカップをキャンセル。代わってプロ/シルバー/ブロンズのゴールドカップを設立する。また、スプリントカップでのプロクラスはプラチナ/ゴールドの組み合わせとなった。


 また、ドライバーカテゴライズの基準も変更された。新たなカテゴライズに向けて2022年まで移行期間とされる。GTワールドチャレンジ・ヨーロッパではまた、2022年に向けさらに自動でトラックリミットをチェックする装置も導入される。


 現行と新たなドライバーカテゴライズは下記のとおりだ。


■現行のドライバーカテゴライゼーション


◎プラチナ
F1やメジャーなシングルシーターレース、LMP1の経験をもつドライバー
ファクトリードライバーで、主要なレースで勝利を飾った


◎ゴールド
プロフェッショナルドライバー
ファクトリードライバーで、主要なレースで優勝を飾っていない
50歳以上のプラチナドライバーのダウングレード


◎シルバー
重要なタイトルを獲得していないカート/シングルシーターの豊富な経験をもつ30歳以下の若いドライバー
ライセンスを取得してから2年以内の若いドライバー
多くの経験と速さをもつアマチュアドライバー、インストラクター、テストドライバー
50歳もしくは55歳になったプラチナ、もしくはゴールドのドライバーのダウングレード


◎ブロンズ
30歳を過ぎてレースを始めたジェントルマンドライバー
ライセンスを取得して1年目の若いドライバー
50歳もしくは55歳、60歳になったプラチナ、もしくはゴールド、シルバーのドライバーのダウングレード


■2023年からのドライバーカテゴライゼーション


◎プラチナ
ファクトリードライバー
プロフェッショナルドライバー


◎ゴールド
重要なタイトルを獲得していないカート/シングルシーターの豊富な経験をもつ若いドライバー


◎シルバー
35歳以下でライセンスを取得し、取得2年までの若手で限られた経験のドライバー
多くの経験をもつ速さあるアマチュアドライバー
ライセンスを取得して1年目の若いドライバー
50歳もしくは55歳、60歳になったプラチナ、もしくはゴールド、シルバーのドライバーのダウングレード


◎ブロンズ
30歳以降にレースを始め、35歳以上のジェントルマンドライバー

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