カワサキ、新型ニンジャZX-6Rを10月上旬から導入国で順次発売。日本でも発売予定
2018年10月12日(金)18時10分 AUTOSPORT web
川崎重工は10月12日、600ccクラスのスーパースポーツモデル『Ninja ZX-6R ABS/Ninja ZX-6R』をモデルチェンジして発売すると発表。2018年10月上旬から導入国で順次発売する。
『ニンジャZX-6R』は、636cc水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載するカワサキのスーパースポーツモデルだ。シャシーは、ワインディングロードに焦点をあてたセッティングとなっているが、サーキットや高速道路、市街地といった走行シチュエーションにも対応している。
2019年型『ニンジャZX-6R』は、フロントカウルやテールカウルなどのデザインが一新。Ninjaシリーズの共通デザインが取り入れられ、ヘッドライトとテールランプにLEDが採用されている。タイヤはブリヂストンの最新モデル、BATTLAX HYPERSPORT S22を装備している。
エンジンでは、従来モデルと同等の出力やトルクを維持しながら欧州の排出ガス規制であるユーロ4に対応。ギヤ比の変更により低速域でのパワーフィーリングが向上しているという。
また、新たにカワサキ・クイック・シフター(KQS)が装備され、クラッチ操作不要でシフトアップが可能となった。
カラーリングは、ライムグリーン×エボニー×メタリックグラファイトグレーとメタリックスパークブラック×メタリックフラットスパークブラック、パールストームグレー×メタリックフラットスパークブラックの3色が設定されている。
発売開始は、2018年10月上旬を予定。日本でも導入される予定で、日本仕様にはETC2.0が標準で装備される。
【2019年型Ninja ZX-6R主要諸元】
商品 | Ninja ZX-6R ABS/Ninja ZX-6R |
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型式 | ZX636GKF/ZX636HKF |
全長×全幅×全高 | 2,025mm×710mm×1,100mm |
軸間距離 | 1,400mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 830mm |
キャスター/トレール | 23.5度/101mm |
エンジン形式/弁方式 | 水冷4ストローク4気筒/DOHC4バルブ |
総排気量 | 636cc |
内径×行程 | 67.0×45.1mm |
圧縮比 | 12.9:1 |
始動方式 | セルフスターター |
点火方式 | バッテリ&コイル(トランジスタ点火) |
潤滑方式 | ウェットサンプ |
エンジンオイル容量 | 3.6L |
燃料供給方式 | フューエルインジェクション |
トランスミッション形式 | 常噛6段リターン |
クラッチ形式 | 湿式多板 |
ギヤ・レシオ | 1速:2.846(37/13) 2速:2.200(33/15) 3速:1.850(37/20) 4速:1.600(32/20) 5速:1.421(27/19) 6速:1.300(26/20) |
一次減速比/二次減速比 | 1.900(76/40)/2.867(43/15) |
フレーム形式 | ダイヤモンド |
懸架方式 | 前:テレスコピック(倒立) 後:スイングアーム(ユニトラック) |
タイヤサイズ | 前:120/70 ZR17M/C(58W) 後:180/55 ZR17M/C (73W) |
ブレーキ形式 | 前:デュアルディスク 275mm(外径) 後:シングルディスク 186mm (外径) |
ステアリングアングル(左/右) | 27度/ 27度 |
車両重量 | 196kg(Ninja ZX-6R ABS) 193kg(Ninja ZX-6R) |
燃料タンク容量 | 17L |
※数値は海外仕様