シューマッハー「ポジティブな週末。スタートで競り負けないためにどうすべきかを学んだ」:ハース F1第16戦決勝

2021年10月12日(火)7時50分 AUTOSPORT web

 2021年F1第16戦トルコGPの決勝レースが行われ、ハースのミック・シューマッハーは19位、ニキータ・マゼピンは20位でレースを終えた。


■ウラルカリ・ハースF1チーム
ミック・シューマッハー 決勝=19位

2021年F1第16戦トルコGP ミック・シューマッハー(ハース)

 タフなレースになることは最初からわかっていた。いずれにしても、大きな波乱がなかったことを考えると、今日の僕らの成績は現状を正確に反映したものだと思う。今回も多くのことを学習した。特にスタートで競り負けないようにするにはどうすべきかを学べたので、さらに改善するにはどうすればいいか、分析してみる必要がある。


 全体としては、とてもポジティブな週末だった。選手権を争っているわけではないのだから、この順位でも悲しむ理由などないんだ。この週末に起きた良いことは、何であれしっかり受け取っておきたい。そして、悪いことはすぐに忘れて、そこから学ぶだけにしておくよ。


■ウラルカリ・ハースF1チーム
ニキータ・マゼピン 決勝=20位

2021年F1第16戦トルコGP ニキータ・マゼピン(ハース)

 レース主催者は、僕たちドライバーのためにすばらしい仕事をして、昨年よりもコンディションが良くなるようにしてくれた。僕自身について言えば、この週末全体を通じて心から楽しめた。1周目にトラブルに巻き込まれないように注意し、自分なりのベストを尽くしてドライブし、クリーンなレースができた。


 残念ながら、コンディションはとても奇妙なもので、結局最後まで路面が乾くことはなかった。僕としては、インターミディエイトがスリックのような状態になって、いいタイムで走れるようになるまで、ある程度の時間が必要だとは予想していなかった。こういうコンディションは「プライスレス」だ。その条件でドライブするのが難しいほど、学べることは多いからね。

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