「タフでいい相手」吉田麻也が語るコートジボワール代表の印象…“後輩”菅原由勢についても言及

2020年10月12日(月)19時2分 サッカーキング

吉田麻也が取材に応じた [写真]=JFA

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 日本代表DF吉田麻也(サンプドリア/イタリア)が取材に応じた。

 日本代表は9日、国際親善試合でカメルーン代表と対戦しスコアレスドローに終わった。吉田は「約1年一緒にやっていなくて、自分たちのチームのやり方が染みついている中、パッと来て、短い時間で合わせるのは難しい」と連携の部分で苦戦したと認めた一方、「能力の高い選手だからこそ、代表に来ているし、理想は高く持って、活動しているときにできる限り、すり合わせないといけないと思っている。ある意味、1試合目でこういったことが出て、2試合目で修正してトライする、もしくは11月にやっていくとなることはポジティブな要素でもあるのかなと思う」と語った。

 次戦は13日に行われるコートジボワール代表戦。吉田は「これまでのうまくいかなかった試合から自分たちが得るものをしっかりと得て、次に生かすことが大事だと思います。そういう意味では次、タフでいい相手だと思うので、緊張感のある中で、それにトライできることは、より実戦に近い形で試せるのではないかと思います」と印象を明かし、「どんなチームも監督が代わった後は、全員の選手がモチベーション高く戦ってきます。アフリカ勢の中では突出してヨーロッパでプレーする選手も多いですし、経験豊富な選手が多くて、もちろん能力の高い選手がそろっているのはわかっていますけど、こういった相手とコンディションがいい状態で試合ができることは、なかなかない絶好のチャンスだと思うので、やりたいことにいろいろとトライして、ぶつかっていきたいと思います」と意気込みを語った。

 後輩に移籍やトレーニングなどサッカーの部分でアドバイスを送っていると話した吉田。なかでも名古屋グランパスからの後輩で、吉田が2018 FIFAワールドカップに選出された際の寄せ書きで「待っていてください」と記し、カメルーン戦でともにピッチに立ち夢が叶ったDF菅原由勢については次のようにコメントした。

「覚えてはいました。個人的には、常にグランパスユースから上がる選手は意識して見てしまいますし、ぜひ頑張ってほしいです。なかなか、ユースから昇格してA代表に来る例が少ないクラブなので、もっと多くの選手が、まずは自チームのトップチームで活躍して頑張ってほしいと思いますし、もちろんA代表で一緒にやれればベストだなと」

「僕も帰ってタイミングがあれば、(名古屋の)練習に参加するようにしているので、そこで会った選手たちが、今回の由勢のように、こういうところで再会できることは嬉しいですし、それが一つ、サッカーの素晴らしいところだなと思います。今回に関しても、デビューして、チャンスが訪れているという意味では、そういう関わりがあった選手が来てくれたことは非常に嬉しくて。特にユースで後輩ですし、本来なら、抱きしめてお祝いしたいです」

「けど、自分がこの代表で経験したことを思うと、ここに来ただけでは意味がないし、ここに居続けて、何度もプレーをして結果を出して、さらにヨーロッパでステップアップすることが一番難しいので、個人的にはそこが大変だとわかっているからこそ、やはり今は厳しく接していかないといけないと感じています」

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