2連勝で2位に浮上! マルセイユ指揮官、決勝T進出に自信示す「この大会を戦い続けるのも…」

2022年10月13日(木)14時21分 サッカーキング

残り2試合に向けて自信示すドゥドール監督 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 マルセイユを率いるイゴール・ドゥドール監督が、12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第4節スポルティング戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。

 今夏に、新監督としてドゥドール氏を招へいしたマルセイユ。リーグ・アン開幕節での勝利を皮切りに、第10節終了時点で勝ち点23の3位につけている一方で、CL・グループDでは開幕2連敗スタートとなった。それでも、4日に行われた第3節スポルティング戦で初勝利を挙げた同クラブは、第4節で再びスポルティングと対戦。マルセイユは、MFマテオ・ゲンドゥージとFWアレクシス・サンチェスのゴールで、2−0の勝利を飾った。これにより、一時はグループ最下位に沈んでいたものの、決勝トーナメント進出圏内となる2位に浮上している。

 まず、ドゥドール監督は「今夜の勝ち点3は、私たちにとって本当にふさわしいもの。90分間、いい雰囲気で真剣勝負ができた。誇らしく思うよ。クラブやファンのためにも、うれしい限りだ」と喜び。さらに「これで勝ち点6。この大会を戦い続けるのも夢ではない。残り2試合、全チームが決勝トーナメントへの切符を持っている」と混戦模様のグループDに触れつつ、2011−12シーズン以来となる決勝トーナメント進出に向けて意気込みを示した。

 第4節終了時点で2位に浮上したマルセイユは、第5節でフランクフルト、最終節でトッテナムとの対戦を控えている。ドゥドール監督は「残り2試合、自信はあるよ。チームは素晴らしい状態で、良い時期に突入している」と語りつつ、「現段階では、すべての可能性が開かれている。アウェイとホームでの試合を残しているし、最後にどのような結末を迎えているか見てみよう」とチームのパフォーマンスに手応えを感じているようだ。

 同試合でA・サンチェスの追加点を演出し、今大会1得点2アシストを記録しているMFアミーヌ・アリ。今夏の移籍市場でシャルケから再レンタルした同選手について、ドゥドール監督は「今夜のアミーヌ・ハリトは凄まじかった。私たちが体現しているスタイルは、彼には最適なはず。この試合で見せたプレーが好きな選手だからね。ライン際やギャップでのプレー、チームメイトとのコンビネーションなど、高いレベルで完成されている。彼はその違いを見せつけた」と賛辞を口にしている。

 1990年代前半にはドラガン・ストイコヴィッチ氏やジャン・ピエール・パパン氏などを擁し、リーグ・アン優勝やCL制覇を成し遂げたマルセイユ。グループD最下位からの逆転突破を成し遂げ、かつてのようにCLの舞台で日の目を浴びることはできるのだろうか。

サッカーキング

「マルセイユ」をもっと詳しく

「マルセイユ」のニュース

「マルセイユ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ