F1、WECなどで採用される曙ブレーキ、東京モーターショー出展概要を発表
2017年10月18日(水)19時0分 AUTOSPORT web
2017年10月17日
プレスリリース
曙ブレーキ、第45回東京モーターショー2017に出展
曙ブレーキ工業株式会社(代表取締役社長:信元久隆 本店:東京都中央区 本社:埼玉県羽生市)は、10月27日(金)から11月5日(日)まで、江東区・有明の東京ビッグサイトにて開催される、第45回東京モーターショー2017にブースを出展します。
本出展の注目製品は、高性能車両用に新たに開発したオポーズドタイプ*1 10ポットブレーキキャリパー*2 とオポーズドタイプ8ポットおよび4ポットブレーキキャリパーです。
今回展示する10ポットブレーキキャリパーのプロトタイプは、高性能スポーツカーをターゲットにした新開発の小型軽量ブレーキキャリパーです。また新たに8ポットおよび4ポットのブレーキキャリパーを加えることで、今後、欧州ビジネスをさらに強化するための高性能車両用製品ラインナップを充実させていきます。
これらのブレーキキャリパーは、akebonoがさまざまなモータースポーツ活動によって培ってきたブレーキ技術のノウハウを結集し、高速、高負荷、高温制動時のブレーキ性能と、高価格車両としての快適性実現といった特性を併せ持っています。
また、自動運転車への対応と、環境への配慮のため、MR流体(Magneto Rheological Fluid)を用いて独自の技術で新開発した、摩擦ブレーキとは大きく異なる構造のMR流体ブレーキを展示します。
【第45回東京モーターショー2017 出展概要】
一般公開:2017年10月27日(金)〜11月5日(日)
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)
展示場所:東館2ホール E2002
展示内容:
・高性能量販車用10ポット/6ポットブレーキキャリパー(欧州自動車メーカー向け量産品)
・モータースポーツ向け(Formula1用ブレーキシステム、世界耐久選手権レース用ブレーキキャリパー、ニュルブルクリンク24時間耐久レース用ブレーキキャリパー)
・MR流体ブレーキ(プロトタイプ)
・高性能車両用オポーズドタイプ電動パーキングブレーキ(プロトタイプ)
・高機能バイオマスポリマーを使用したディスクブレーキパッド(プロトタイプ)ほか
*1 オポーズドタイプ:対向ピストンタイプ
*2 10ポットブレーキキャリパー:片側5個ずつ、計10個のピストンを持つキャリパー