バウアーは「日本に残る可能性が高いと思う」と球界OBが予想 その理由は?

2023年10月19日(木)11時0分 ココカラネクスト

去就が不透明なバウアー。最低でも10億円がかかると言われているが…(C)Getty Images

 CSファーストステージが終わり、いよいよCSファイナルステージが始まった。プレーオフは盛り上がりを見せているが、それと同じくらいプロ野球ファンを騒がせているトピックがDeNAのトレバー・バウアーの動向だろう。

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 バウアーはまだ去就について検討中の様子で、来年どのチームでプレーするのかは不透明だが、現役時代に日米で活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネルで、バウアーの今後を予想した。現在アメリカに在住している高橋氏は「アメリカではバウアーのことをあまり取り上げていない」「出され方がネックになっていると思う」と日本とは異なりあまりアメリカでは騒がれていないと話す。

 バウアーは性的暴行を働いたとして女性から訴えられたことが、NPB移籍の背景にある。現在、当該女性とは和解したものの、アメリカでのバウアーに対する関心は決して高くはないという。

 また、高橋氏は「年俸自体は関係ない」「(本人が)『どこでプレーしたいか』ってところ」と金銭面よりも、バウアー自身の気持ちが大きく去就を左右すると示唆。続けて、「(日本は)居心地が良いんじゃないかな。僕は日本に残る可能性が高いと思います」と口にした。

 とはいえ、バウアー獲得のためには最低でも10億円は必要になると報じられており、高橋氏は「『果たして10億出して獲るのかな』っていう感じはある」と首をかしげる。「5〜6億ぐらいまでで、インセンティブで2〜3億つけて、それでトータル10億ぐらいっていう可能性が無きにしも非ず」と最低10億円ではなく最高10億円になるのではとコメント。

 その背景として、「外国人選手ってドルで払うんですよ。今円安でしょ?」「10万ドル払おうと思ったら15億かかっちゃう」と円安の影響が大きいため、10億円が交渉のスタート地点になるとは考えにくいと話した。

 所属チームだけではなく、年俸も興味深いバウアーの去就。その注目度は日に日に高まっていくだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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