独紙、不発の武藤と大迫に低評価…好守の長谷部は「大きな仕事をした」

2017年10月23日(月)22時42分 サッカーキング

ブンデス第9節で先発した長谷部誠(左)と大迫勇也、武藤嘉紀(右上、下) [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ第9節が20日から22日にかけて各地で行われ、日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは、21日の試合でドルトムントとホームで対戦。2点差を追いつき、2−2の引き分けに持ち込んだ。

 長谷部は3バックの中央でフル出場した。地元紙の試合後採点では、まだ万全な状態に戻っていないことを指摘されたが、90分にゴールライン上でシュートをブロックして首位チームからの勝ち点1を守ったプレーには「大きな仕事」との評価がついた。

 日本代表FW武藤喜紀が所属するマインツは、20日の試合でシャルケと対戦。アウェイで0−2と完封負けを喫した。武藤は2試合ぶりに先発起用されてフル出場したが、無得点に終わった。地元紙の試合後採点では「4」の低い点数がついたが、寸評ではチームメイトからボールが回ってこなかったこと、不可抗力の孤立状態に陥ったことが伝えられている(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。

 19日にヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節に臨んだ最下位ケルンは16位ブレーメンとホームで対戦。今シーズン初勝利を目指した両チームの激突は、スコアレスドローに終わり、勝ち点1を分け合う結果となった。日本代表FW大迫勇也は8試合連続で先発出場したが、訪れた好機を活かせずに無得点のまま81分にベンチに下がった。

 各選手の採点と寸評は以下の通り。

■長谷部誠
対ドルトムント(2−2△)フル出場
『Frankfurter Rundschau』
採点:「So lala=まあまあ(4点相当)」
寸評:「ペナルティーエリアでボールを取られた1失点目のような珍しいボールロストもあれば、2失点目は反応が遅れた。まだトップフォームには戻っていない。試合の中で調子を上げると、終了直前のシャヒンのシュートをライン上でクリア。大きな仕事をした」

武藤嘉紀
対シャルケ(0−2●)フル出場
『Allgemeine Zeitung』
採点:「4」
寸評:「味方からほとんどボールが入ってこなかったため、1トップとしては苦しい状況だった。あらゆる手を尽くしていたが、見せ場は後半開始直後に一度あっただけだった」

■大迫勇也
対ブレーメン(0−0△)先発出場、81分交代
『Koelner Stadt-Anzeiger』
採点:「4」
寸評:「最後は目に見えて疲れ果てていた。いいテクニックを持っているが、ゴールへの脅威がない」

『EXPRESS』
採点:「4」
寸評:「持っている能力が光ることは何度もあったが、決定的な場面になると自信が欠けていたり、いい位置にいる味方がいなかった」

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