世界ラリークロスがアメリカ初上陸。2018年9月にオースティンでシリーズ戦開催へ

2017年10月24日(火)11時45分 AUTOSPORT web

 World RX世界ラリークロス選手権を主宰するIMGは、2018年にアメリカ・テキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でシリーズ戦を開催すると発表。それに伴い2018年から5年間の開催契約を締結した。


 これまでヨーロッパ圏を中心に開催されてきたWorld RX。ヨーロッパ圏外のイベントとしてはカナダや南アフリカが組み込まれてきたが、アメリカ合衆国での開催はこれが初めてとなる。


 IMGでWorld RXのマネージングディレクターを務めるポール・ベラミーは「2014年に世界選手権化された時から、アメリカ合衆国での開催を検討していた」と語る。


「しかし、時が来るのを待つ必要があったんだ。開催地についてはアメリカ全土の候補地と交渉した結果、我々のビジョンを共有でき、トップレベルのラリークロス用施設を用意できるCOTAを選ぶことになった」


「COTAでのWorld RXが大きな成功を収めると確信している。また、ラリークロスは音楽やグルメ、そのほかのスポーツなどを楽しめる『live music capital of the world』内のイベントのひとつとして行われる予定だ」


「競技用のトラックはサーキットのターン12〜15付近に建設される予定で、スタンド席から全体を見渡せる形になるよ」

COTAはF1やMotoGP、WECなどの世界選手権を開催している


 COTAのチェアマンを務めるボビー・エプスタインも「ラリークロスが急速に成長していることは間違いなく、ファンはテンポの早い展開や600馬力のモンスターマシンに驚かされるはずだ」と語っている。


 World RXのテキサス戦は2018年9月29〜30日に開催される予定。また、2018年シーズンのWorld RXはヨーロッパで9戦、カナダ、アメリカ、南アフリカで1戦ずつの全12戦で構成されるといい、暫定スケジュールは現地10月24日に発表される。


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