独立問題によりレアル戦延期報道も…ジローナ会長は通常開催に自信

2017年10月27日(金)13時51分 サッカーキング

通常開催に自信を見せるジローナのヘリ会長(左)[写真]=Getty Images

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 29日に行われるリーガ・エスパニョーラ第10節で、スペイン北東部カタルーニャ州に本拠地を置くジローナはレアル・マドリードをホームに迎え撃つ。同州の独立問題により、混乱の発生が懸念されているが、デルフィ・ヘリ会長は試合開催に絶対の自信を持っているようだ。スペインのラジオ局『カデナ・コペ』でのインタビュー内容を同国紙『アス』が27日に伝えている。

 スペインのラジオ局『オンダ・セロ』が26日に報じたところによると、今月1日にカタルーニャ州の独立を問う住民投票が実施されて以降、緊迫が続く政治情勢を考慮して、地元警察が試合の延期を検討しているという。レアル・マドリードは安全面を考慮して、公式チームバスの使用を見送る方針を固めているが、試合の開催自体が危ぶまれている模様だ。

 しかし、ヘリ会長は「これはサッカーの試合であり、我々は何も起こらないと確信している」とコメント。“試合延期”の可能性が報じられていることについても、「我々のもとには何の知らせもない。確かな情報も持っていない。良い試合になり、それをファンが楽しめるように我々は準備を進めているところだ」と語り、試合は予定どおり開催されると強調した。

 また、同会長は「バルセロナがここに来た時と変わらない。他のホームゲーム開催時と同じように準備を進めている」とコメントし、レアル・マドリード戦で特別な警備体制を敷く考えがないことも明らかにしている。

 26日には、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦ファーストレグでレバンテをホームに迎えたジローナ。大きなトラブルは発生しておらず、レアル・マドリード戦でも素晴らしい雰囲気のなかで試合が行われることを望むばかりだ。

(記事/Footmedia)

サッカーキング

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