ロッテも大ナタ!今季開幕投手候補だった石川歩に戦力外通告 血の入れ替えを進める「理由」とは

2023年10月31日(火)13時14分 ココカラネクスト

石川は長年エースとしてチームを支えた(C)CoCoKARAnext

 ロッテは10月31日、石川歩投手と来季契約を結ばないと発表した。

 石川は今季開幕投手に選ばれながら、右上肢のコンディション不良により回避。小島和哉が代わって開幕投手を務めた。その後もリハビリを続けてきたが、プロ10年目で初めて1軍での登板はなしに終わっていた。

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 今月24日には横浜市内の病院で右肩を手術、投球開始まで3〜4か月かかることが球団から発表されていた。22年から2年契約を結んでおり今季がその最終年だった。今後は育成契約を打診するとみられる。

 石川は社会人を経て、13年のドラフト1位入団。チームを支えた経験豊富なベテラン右腕に戦力外通告と大きな決断をした球団だが、血の入れ替えの背景には新陳代謝を促す意図も見てとれる。

 石川に代わって、開幕投手を務めた小島は今季、25試合に登板し、10勝6敗、防御率3・47。ポストシーズンに入っても中5日での登板も辞さずとタフネスぶりを発揮、エース候補として期待されている。

 ほかにも先発陣のラインアップでは、来季がプロ5年目を迎える剛腕、佐々木朗希、同じく来季、プロ8年目の種市篤暉など若手も育ってきている。

 先に行われたドラフトでも多く投手を指名。中でも2位指名の最速159キロ右腕の大谷輝龍(NLB富山)には指揮官も「即戦力」として期待している。

 今季は吉井理人監督の就任1年目で混パの中、2位と躍進。「ミラクルロッテ」が大きく話題を集めた。投打にわたって才能開花が待たれている選手も多いとあって、来季は「育成のロッテ」の側面も注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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