”愛される男”冨安健洋の評価が急上昇!現地メディア、指揮官も絶賛「どこでもすぐに適応する。大きな資質だ」

2023年11月3日(金)6時10分 ココカラネクスト

プレミア前節で初ゴールを決めた冨安。祝福するチームメイトの表情が、彼がいかにチームに溶け込んでいるかを表している(C)Getty Images

 ユーティリティプレーヤーとしての評価は高まる一方だ。

 アーセナルの冨安健洋への称賛の声が止まらない。イングランドのアーセナル専門メディア『Just Arsenal』が現地時間11月1日、冨安のポジションについて論じる特集記事を配信。ミケル・アルテタ監督のコメントも紹介されている。

【動画】冨安健洋がプレミア出場50試合目で初ゴール!チームメイトも笑顔で祝福

 冨安は今季ここまで、公式戦では左右のサイドバック、さらにセンターバックでも起用され、主に試合途中からの出場が多い中でも存在感を示してきた。

 今後、定位置確保も有力視されている日本人プレーヤーに対し同メディアは「今季アーセナルで頭角を現し、グーナー(サポーター)たちは彼の多才さを評価し始めている」として、チームでの活躍を評しており、「ディフェンスラインのどこでもプレーできる能力を備えている」とスキルを称えている。

 また「この日本代表選手は当初、右サイドバックとしてスカウトされたが、負傷とベン・ホワイトのポジションでのパフォーマンスにより、順位を上げられなかった」と移籍当初から現在までを振り返りながらも、ディフェンス面で複数ポジションを無難にプレーしてきていることで「ミケル・アルテタは、元ボローニャ選手がどれだけ重宝されているかを『楽しんでいる』という」と指揮官の反応を紹介。

 その上で、アルテタ監督による「(どのポジションでも)彼は気にしない。右でも左でも、左のセンターバックでも右のセンターバックでも、すぐに適応する。それは大きな資質だよ」と語ったコメントも記している。

 さらに同メディアは「興味深いことに、アーセナルのボスは彼のクラブの18番が効率的にプレーできることを楽しみつつも、どのポジションが彼の才能にとってベストなのかを探っているようだ」と指摘。24歳のプレーの幅広さを強調しながら、指揮官からの関心の高さにも言及している。

 冨安はプレミアリーグ前節のシェフィールド・ユナイテッド戦では後半アディショナルタイムでアーセナル加入後の初ゴールも決め、チームメイトから手洗い祝福も受けることに。また、現地時間11月1日に行われたカラバオカップのウエストハム戦、1−3では知無は敗れたものの、冨安は途中出場でプレミアリーグ次戦に繋がる動きをみせている。

 攻守でのプレーのクオリティを高め、チームからの信頼も得ているアーセナル3シーズン目の冨安。不動のレギュラーへの準備はすでに整っていると言えるかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「冨安健洋」をもっと詳しく

「冨安健洋」のニュース

「冨安健洋」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ